ビシッ。
「あぅぅ。
ぶたないで……。
お願いだから、ぶたないで」
「嘘おっしゃい。
お尻ぶたれるたびに、お汁垂らしてるくせに」
「ち、違います」
「ほんとに、上の口は嘘つきだわ。
下のお口は、こんなに正直なのに。
ほら、ヌルヌル」
「いやぁぁぁ」
「イヤじゃないでしょ。
気持ちいいです、でしょ。
まだそんなこと言うのね。
それじゃ、もうひとつのお口にも聞いてみようかしら。
どろどろまんこの上で、おちょぼ口でお澄まししてる、おしりの穴。
こんな可愛いお尻から、毎日太いうんこしてるのよね。
こればっかりは、否定できないでしょ?
したら、本当の嘘つきだものね。
でも、ほんとに可愛いお口。
指も入らないみたいなのに、どうしてうんこが出てこれるのかしら。
ちょっと、チェックします」
わたしは中指をしゃぶり、たっぷりと唾液を絡める。
「お尻あげて。
また、ぶつわよ。
そろそろ内出血しちゃうかも。
ふふ。
ちょっと素直になったわね。
でも、妬けるわ。
お尻の痣を気にするってことは……。
彼氏がいるって証拠ですものね。
その彼も、ぜったい後ろからヤルのが好きなのよね。
この丸々したお尻を抱えて、天使のえくぼを見下ろしながら腰振ってたら……。
あっという間にイッちゃうでしょうね。
彼は、どこに出すのかしら?
コンドームの中じゃ、味気ないものね。
やっぱり、このお尻かな。
象牙を溶かしたみたいな精液が、鞭となってお尻を叩く。
幾本も、幾本も。
見たいわぁ。
あ、そうだ。
今、出来るんじゃないの。
わたしは、こんな立派なちんちん持ってるんですもの。
おっと、その前にお尻のチェックね。
指、乾いちゃった。
もう一度、舐め舐め。
さ、お尻あげて」
わたしの中指の先が、肛門を隠す。
川上先生のお尻が、跳ねあがる。
指先を、一気に送りこむ。
白い指が、巣穴に潜りこむように沈んだ。
「ひぃっ」
「動かないで。
爪が腸壁を傷つけたら、後が怖いわよ。
そうそう、そのまま。
うんこは……。
溜まってないみたいね。
腸壁も、つるつるして健康そうだわ。
温ったかい。
ほんと、気持ちよさそう。
男が、アナルに突っこみたくなる気持ち、わかるわ。
どう?
そっちも気持ちいい?
まだ、首振ってんの。
あ、そうか。
1本じゃ、ご不満?」
中指を引きあげる。
指は、粘液に包まれたみたいに濡れてた。
ジュンサイという水草の芽を思わせた。
わたしは、濡れた中指に薬指を添えて揃える。
「じゃ、2本いきますよ」
ゆっくりと送りこむ。
「あぅぅぅ」
「ほら、何の抵抗もない。
うんこは、これより太いものね。
どう?
気持ちいい?
あら、そんなでもないの?
それじゃ、これはどうかしら?」
わたしは、肛門に突きこんだ2本の指はそのままに、膣口にも親指を送りこむ。
先生の背肉がうねる。
わたしは、2本の指で腸壁を押し下げながら、親指で膣壁を持ち上げる。
わたしの手は、影絵の狐を象ってる。
耳に見立てた人差し指と小指は、ピンと起ちあがって、尻肉に食いこんでる。
そして……。
エッチな狐が、悪さを始める。
上下から挟んだ指で、腸壁と膣壁を揉みしだく。
「あひぃっ。
ひっ。
ひぃっ」
「どう?
初めての感覚でしょ?
病みつきになるんだから。
事前に浣腸しておいて……。
揉まれながら漏らすと、最高よ。
相手の腕に、水様便をぶち撒けるの。
浣腸もしとけば良かったか。
でもここじゃ、後始末が大変だもんね。
ほら、先生どうしました。
もっと?
もっと?
グリグリグリグリ」
「あっひぃ」
「いい声。
聞いてるだけで、こっちがイキそうだわ。
あらま、はしたない。
お尻振っちゃって。
あ、そうか。
クリちゃんも弄ってほしいわけね。
こんなに尖らせちゃって、悪い子」
わたしは、もう一方の手の平を、恥丘に宛てがう。
柔らかな陰毛が、手の平でそよぐ。
「ふふ。
いたいた。
悪い子が。
ここを、こうしてほしいんでしょ?
こうして」
わたしは、揃えた指の腹で、陰核を優しく潰す。
そのまま、恥骨に揉みこんでいく。
「わひぃぃ。
わひっ。
わひっ」
「先生。
はしたないですわよ。
もう少し可愛い声出さなきゃ、彼氏に嫌われちゃうわ。
でも、気持ちいいでしょ?
これがホントの三所攻めだわ。
そーれ、グリグリグリグリ」
「あがっ。
あがががが」
「ちょっと。
もうイッちゃったの?
ビクンビクンしちゃって。
目が飛んじゃってる。
あらあら、涎。
また、床汚して。
先生。
しっかりしてくださいよ。
ほんと、身勝手なんだから。
おまんこ、パクパクさせちゃってさ。
わたしももう、我慢出来ないわ。
先生、突っこませていただきますわよ」
わたしの股間からは、ピノキオの鼻みたいな陰茎が起ちあがってる。
握る。
ドクドクと打つ心臓の脈動が、手の平に返ってくる。
膨れあがった亀頭は、顔が映るほどに張り詰め、つやつやと輝いてる。
押し下げる。
無毛の恥丘から起ちあがる基部は、まさしく“男根”の名に恥じない太さを誇ってる。
そしてその基部の下側には、大量の精液を溜めた陰嚢がぶら下がってる。
それを思うさまぶち撒けられる歓びが、わたしの脊髄を駆けあがる。
2つの陰嚢のあわいに開くまんこが、だらだらと涎を零した。
「先生……」
わたしは優しく声を掛け、片手を尻に添える。
先生の意識は、まだ閾下に沈んだまま。
押しさげた亀頭で、陰唇をなぞる。
湯煎した肉片みたいな陰唇が、亀頭を満遍なく濡らす。
切っ先を膣口に宛てがう。
「先生、いきますわよ。
それ!
はうぅっ」
一気に陰茎を送りこむ。
十分に湿った肉襞は、何の抵抗も示さなかった。
長大な陰茎は、一瞬にして根元まで飲みこまれた。
わたしの下腹が、先生の尻まで届いた。
「あぅぅ。
気持ちいぃよぉ。
女の人の中って、こんなに気持ちいいものなのね。
先生?
まだイッたままなの?
しっかりしてよ。
先生は今、同僚の女に、後ろから突っこまれてるんですのよ。
ほら!」
わたしは、鞭を入れるように、先生の尻を叩いた。
破裂音みたいな小気味いい音が、狭い更衣室に響く。
もう一発。
先生の尻に、みるみる手形が浮き上がる。
「それ」
振り下ろした手を腰骨に掛けると、わたしは思い切り腰を振る。
「それそれそれそれそれそれそれそれそれ」
わたしの腰と先生の尻が、湿った肉音を立て始める。
パンパンパンパンパンパンパンパンパン。
それはまるで、更衣室に響くファンファーレ。
歓喜の歌。
先生の顔が、椅子の上で踊り出す。
頭蓋が、木製の背もたれを叩き始める。
先生の意識が、ようやく閾下から浮かびあがってきた。
上瞼に隠れてた瞳が、ダイスの目のように戻る。
わたしは腰を使いながら、その目を見下ろす。
泳いでた目が、わたしの視線に絡んだ。
まだ、事情が把握できてないようだ。
「先生。
お気づきですか?
勝手に使わせていただいてますのよ。
おまんこ」
先生の視線が、自らの背後に移った。
その視線には……。
丸々とした自分の尻と、そこに打ちつけられるわたしの腰が映ってるはず。
膣内の感覚を合わせれば、何が行われてるかは一目瞭然。
「い、いや!
岩城先生、止めて!」
「いかがです?
女に後ろから犯されてる感覚は?
いいものでしょ?」
「いやぁ。
止めて……。
止めてぇ。
後ろから……。
後ろから、犯さないでぇぇぇぇぇ」
「あら、前からの方が良かったのかしら?
でも、もう遅いわ。
だって……。
もう、出そうなんですもの。
先生?
いいですか?
中に出していいですか?
わたしの精液……。
先生のおまんこの中に、思い切りぶち撒けていいですか?」
「ダメぇぇ。
お願い、止めて!
中に……。
中に、出さないでぇぇ」
「あら、今日は危険日でした?
でももう、間に合いませんわ。
我慢出来ないんですもの。
行きますわよ。
行きますわよ。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
イクっ!
イクっ!」
わたしの脊髄を、細い螺旋が駆けあがる。
刹那!
わたしは、全身で爆ぜた。
「わきゃっ。
ぅわきゃ」
陰嚢が、ゴムポンプを潰すように収縮し、大量の精液を送り出す。
全身を踊らせながら、尻たぶを絞る。
亀頭から噴き出す灼熱の精液が、子宮口を突き抜くのがわかった。
種を残す歓びが、脳幹を沸騰させる。
本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」
《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。