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ともみさんは両手をお尻に回し、スカートを押さえながら、床まで腰を下ろした。
体育座りに姿勢を整えると、真っ直ぐにあけみちゃんを見上げた。
「それじゃ……。
どうぞ御覧ください」
ともみさんは、そのまま後ろに転がった。
紺のスクールベストが床に着くと同時に、両脚が高々と上がった。
靴底が、まるで燭台のように天上を指してた。
このとき初めて気づいたんだけど……。
ともみさんの履いてる靴が、うちの学校と同じだったの。
シューレースの付いたプレーントゥ。
珍しいでしょ?
まわりの学校は、みんなローファーだもんね。
ひょっとして、姉妹校なのかなって思った。
さて、ともみさんの格好よね。
スカートはもう、捲れあがってる。
股間のスリットまで、はっきりと見えた。
でも、ほんとに小さいおまんこだったの。
毛もないから、まるで子供のみたい。
「見える?」
「……見える」
ともみさんの両手の指先が、股間で揃った。
「もっと見て。
中まで」
股間に添えられた指先が、左右に開いた。
肉色の、小さな花が咲いた。
ほんとにちっちゃな、おちょぼ口。
「どう?」
「可愛い……。
妖精みたい」
「ふふ。
妖精におまんこなんてあるの?
でもやっぱり、子供みたいなまんこだよね。
ひょっとしたらさ……。
あの樹の精に魔法をかけられて、ここだけ成長が止まっちゃったのかも。
だけどね……。
これでも、立派に感じるんだよ。
ほら、陰核もちゃーんと勃ってるでしょ?
小粒ちゃんだけど」
ともみさんの指先が、恥丘を引き上げた。
わたしの視力じゃ、小粒の陰核までは確認できなかったけど……。
あけみちゃんには、はっきりと見えてたはず。
あけみちゃんは、下半身をもじもじと動かし始めた。
揃えた両脚を、擦りつけるようにしてる。
「だーめ。
勝手に始めちゃ。
わたしが先よ」
ともみさんは、挙げた両脚を、さらに胸近くまで折り畳んだ。
両膝が、肩に着きそうだった。
ともみさんは、その両膝の内側に、両肘を引っ掛けた。
肘を張り、両膝を固定した。
凄い格好よね。
股間は丸見え。
小さなおまんこが、天上向いてたわ。
肘は固定したまま、ともみさんの両手の先だけが、おまんこに添えられた。
「よーく、見てね」
指先に力が籠り、おまんこを剥き開いた。
生ハムみたいなおまんこの花が、天を向いて咲いた。
「どう?
中まで見える?」
「見える。
ちいちゃくて可愛い」
「お尻の穴も見える?
ともみがうんちする穴」
「見えるよ。
ぴくぴくしてる」
「あー。
気持ちいい。
人に見てもらうと、なんでこんなに気持ちいいんだろうね。
ちょっと、弄っちゃお。
ふぅぅん。
もうヌルヌル。
でも、もうちょっとヌルヌルしたいな。
あけみちゃん、唾たらして。
顔突き出したら、届くでしょ?」
あけみちゃんは懸命に上体を折り、顔を差し伸ばした。
肩を離れた髪先が、胸前で揺れた。
紺ブレに食い込んだ縄が、ぎりぎりと音を立てそうに見えた。
あんなに引っ張ったら、きっと腕に跡がついちゃうよ。
でも、あけみちゃんは、そんなことなんか少しも考えてないみたい。
両脚でも踏ん張って、懸命に顔を突き出してる。
「届きそう?」
あけみちゃんの顔が上下に振れると、頬がすぼまった。
虚空にキスするみたいに突き出した唇から、透明な雫が零れた。
透きとおった水飴のように伸びる唾には、水銀色の泡が、綴れ織りに纏わってた。
「あぁ。
届いた。
あけみの唾が、ともみのおまんこまで届いたよ。
入ってる……。
あけみの唾が……。
ともみのおまんこに入ってる。
ふぅぅ。
気持ちいぃ」
ともみさんの指先は、陰唇を潰すように動いてた。
指先に、生ハムのような襞が絡んでた。
「やっぱり、我慢出来ない」
指先が迫りあがり、クリを隠す位置に定まった。
揃えた指が、注射痕を揉むように動き始めた。
「あひぃ。
気持ち……、いぃ。
見てる?
見えてる、あけみ?」
「見てるよ。
でも、ダメ。
ひとりで行かないで。
わたしを置いてかないで」
「指が……。
指が、止まらないよ」
クリを揉む指先が、楕円の軌跡を描き始めた。
クリの周りを巡る衛星みたいだった。
オーバルを描く軌跡は、徐々に速度を増し……。
やがて指先の輪郭が消えた。
両脚の燭台が、ゆらゆらと揺れる。
「イ、イク……」
「だめぇ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「置いてかないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「ぅわきゃっ。
わきゃっ」
ともみさんの尻が跳ね上がった。
両肘を外れた脚が、中空を突き刺して伸びた。
足の甲が、バレリーナのように反ってた。
ともみさんの背中は、アーチを描いて浮いてる。
全身が、肩と尻だけで支えられてた。
オブジェみたいだった。
持ち上げた頭だけが、小刻みに振れた。
内巻きのボブに、窓からの光が揺れてた。
「あがぁ」
空気が漏れるような声と共に、首が真後ろに倒れ、頭が床に転がった。
首が横に倒れると、ともみさんの顔がわたしの方を向いた。
引っこもうとしたけど、間に合わなかった。
でも、ともみさんはわたしを見てなかった。
見開いた両目には、瞳がなかったの。
「ともみさん、ともみさん」
あけみちゃんの呼びかけは、もう届かなかった。
ともみさんの身体から、力が抜けていった。
空気栓を抜かれた人形みたいだった。
足裏がゆっくりと着地した。
靴底が床を滑り、膝が伸びていく。
膝裏が伸びきると、靴先が上を向いた。
靴先は、2、3度揺れて鎮まった。
それきり、ともみさんの身体は、機能を止めた。
第六話へ続く
文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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