「あまりにも動物すぎる先生を、植物に変えてさしあげました。
足の指は根となって、地中深く広がってます。
先生は、この教室に生える一本の樹木。
保健の授業の標本として、身を捧げてください」
「た、助けてください。
でも、こんな目に遭いながら……。
どうしてボクのちんぽは、こんなに張り詰めてるんだ?
しかも、どうしてこんなに、突きあげるほどのマグマを感じてるんだ?
あぁ、出したい」
「樹木となった先生は、床下から精液を汲みあげてるんです。
その量は、まさに無限大。
小さな玉袋しかない一般人とは、比べ物になりませんわ。
先生は、世にも珍しい射精木となりましたのよ。
さ、みなさん集まって。
さっき、よく見れなかった人もいたでしょ?
もう一度、男性の射精を見てみましょう。
先生、出していいですよ」
「そんな!
蛇口じゃないんですから。
射精は、もっとメンタルなものなんです」
「贅沢ですわね。
ご自分で擦ればいいじゃありませんか」
「この手じゃ、できませんよ」
「あらま。
手の指が、みんな枝になっちゃって。
不便ですわね。
それじゃ、オデンしか食べれませんわ」
「下らん冗談は止めてください。
興奮しっぱなしなのに、触れないなんて……。
生殺しです。
なんとかしてください」
「まぁ。
わたしに擦れとおっしゃるの?」
「もちろん、口でもいいです」
「よけいに贅沢ですわ。
口の中に出されたら、肝心の瞬間が見えないじゃありませんか。
そうだ、みなさん。
いい機会だから、触ってご覧なさい。
ほら、怖がってないで、集まって。
どう?
男性器がこんなになってるの、初めて見る?
そうよねぇ。
小さいころには、お父さんやお兄さんとお風呂に入ってたろうけど……。
おちんちんは起ててなかったわよね。
え?
山下さんは、見たことあるの?
弟の?
一緒にお風呂入ってたら、唐辛子みたいなのおっ起てた?
ませた子ね。
まさか、ヤラせてないでしょうね?
そう。
良かったわ。
射精するところも見たの?
はは。
毛も生えてないころだもんね。
まだ、出ないか。
じゃ、さっきは驚いたでしょ。
もう一度見たい?
じゃ、こっち来て、握ってご覧なさい」
「岩城先生!
それはマズいです。
仮にも、教師と教え子ですよ」
「素っ裸で教室入って来ておきながら、今さらそれは無いんじゃないですか」
「一線は画すべきです。
直接的な接触は、次元が別です」
「妙な理屈ですこと。
いいんですのよ。
先生はもう、人じゃないんですから。
射精木という木の精。
だからもう、先生じゃないの」
「ということは、教師と教え子ではないと?
そうですか。
それでは、話が別だ。
山下くん、ぜひ触ってくれたまえ」
「現金すぎですわ。
ほら、山下さん。
近くに寄って。
触ってご覧なさい。
そうそう。
弟のより、ずっと太いでしょ?」
「わひぃ。
出そうです。
女子高生に触られてると思っただけで、イッてしまいそうです」
「まだです!
気を紛らわせてください。
木の精なんですから、“気のせい”だって」
「それは洒落ですか?
おかげで、少し萎えました」
「山下さん、握ってごらんなさい。
そしたら、そのままスライドさせて」
「痛い痛い」
「やさしくね。
皮を愛しむように。
そうそう。
うまいわ」
「うっ。
突然テクが上がりました。
あぁ。
この見下ろす光景、あまりにも扇情的です。
黒縁メガネの真面目な女子高生が、ボクのちんちんをしごいてる。
うっ。
発射秒読みです。
山下くん、咥えてくれないか。
ちんちんを口に入れるんだよ。
いつか彼氏ができたら、必ずやらなきゃならないことだから。
は、早く」
「悪乗りがすぎますわ。
そういう人は……。
指し棒で肛門を突いてあげます。
えい!」
「あぎゃ」
「あ、出した。
山下さん、よけられなかったわね。
顔面直撃。
メガネが真っ白よ。
まだ出してる。
この先生、異常体質だわ。
どう?
臭い?
でも、めちゃめちゃ興奮する臭いでしょ?
まぁ。
顔に塗りたくっちゃって。
あなた、変態の素質があるわ。
我慢出来ないの?
ダメよ、その手で触っちゃ。
妊娠しちゃうから。
この先生の子なんて、どんな変態になるかわからないわよ。
手、舐めちゃいなさい。
一匹残らず、精虫を舐め取るの。
そうそう。
えずくほど指突っこまなくてもいいわよ。
変態ねぇ。
さ、みなさん。
すっかり邪魔が入っちゃいましたね。
川上先生がお待ちかねです。
こっち集まって。
え?
日本史の先生が変?
あらー、ほんとだ。
枯れちゃったみたいね。
ひょっとすると、一生に一度生殖すると、枯れる種類だったのかしら?
無駄弾撃って枯れるなんて、哀れよねぇ。
さ、そんなのは放っといて、授業を続けますよ」
川上先生は、さっきまでと同じ、まな板の鯉。
再び生徒たちに取り囲まれ、怯えた視線を泳がせてる。
「川上先生。
お待ちどうさまでした。
お待ちかねよね。
乳首吸ってあげるなんていいながら……。
放っぱってたんだもの。
それじゃ、さっそく始めましょうかね。
本日の授業のメインテーマは、“神様からの贈り物”。
意味わかる?
神様は、種を残す営みに対し、ご褒美をくださるのよ。
それが、快感です。
もし、セックスに快感が無かったら……。
誰もしないわよね。
種はたちまち途絶えてしまう。
なので、その営みを奨励するために、快感が賦与されたというわけ。
だから、性感を得ることは、決して恥ずかしいことじゃありません。
むしろ、神の寿ぎを、全身で受け取るべきなのです。
さて今日は、この川上先生にご協力いただいて……。
神の恵みを、みなさんに目の当たりにしてもらいます」
「山下さん。
教卓の引き出し、見てちょうだい。
そうそう。
入ってるでしょ?
ピンク色のやつ。
それそれ。
持ってきて。
はい、みなさん。
これは何でしょう?
ふふ。
みなさんの顔を見れば……。
何かわからないって人は、いないようね。
素直でよろしい。
この情報社会にありながら、これが何かわからないなんて顔したら……。
とんだカマトトだもんね。
みなさんのご想像どおり、これはバイブという性具です。
女性のおまんこに突っこんで、快感を与えるための道具。
でも、みなさんはまだ、使っちゃダメよ。
処女膜が破れちゃいますからね。
さて、前置きはこのくらいにしましょう。
川上先生、すっかりお待ちかねみたいだから。
今日はこのバイブを使って……。
神の恵みである性感がどれほどのものか、みなさんに観察してもらいます。
じゃ、川上先生。
お股、開いてくださる?
そんなに行儀よく脚揃えてたら、入らないでしょ。
開いてちょうだいって。
まぁ、この期に及んで素直じゃないわね。
でも、それもそうよね。
生徒たちを前にして、自分から股を開くってのは、恥ずかしいわよね。
山下さん。
何度も使って悪いんだけど、さっきの引き出しから、ロープ持ってきて。
そうそう、束ごとでいいわよ。
さて、それじゃ、お行儀のいい脚を折りたたんで……。
括っちゃいましょう。
どう?
この手際。
上手いもんでしょ。
SMショーとかでは、お客を舞台に上げて、モデルを縛らせたりするんだけど……。
たとえヘタクソでも、必ず、「日通にお勤めですか」とか言われるのよ。
はは。
これはホントの余談ね。
さて、わたしのロープパフォーマンスは……。
冗談抜きで本物よ。
ほら、出来ました。
あっという間に、ロースハム。
どう、このボリューム?」
折り畳まれた川上先生の脚は、腿と脛がくっつき合ってる。
立ち姿ではスラリと伸びてた脚は、無残にひしゃげ、醜いほどの太さを晒してた。
「子豚ちゃんみたい。
ほんとに、食べちゃいたい。
みなさん。
どうです?
無防備に股間を曝した女って、愛しいでしょ?
さ、こっちに回って。
みんなで、おまんこ、ガン見してあげましょう。
ほらスゴい。
これが、生殖の準備が出来た、雌の性器よ。
アワビのように潮吹いて、動いてるでしょ。
お毛々が濡れて、海藻みたいに貼り付いてる。
誰か、弄ってあげて。
川上先生、誰がいいです?
まぁ、首なんて振っちゃって。
こんな生殖器剥き出しておいて、いまさらそれはないんじゃないの?
乳首だって、ほら、ビンビン。
そういう悪い子の乳首は……。
指し棒で突いてあげます。
ツン!
ほら、仰け反った。
すごい反応。
おまんこが、泡噴いてるわよ。
ほら、誰か立候補して。
先生、お待ちかねなんだから。
あら、山下さん。
やってみる?
さすがクラス委員、手を上げることには慣れてるわね。
じゃ、ここに来て、しゃがんで。
どう?
こういう位置を、かぶりつきって云うのよ。
スゴいでしょ。
触ってごらんなさい。
熱湯かけたみたいに熱いから、驚かないでね。
そうそう。
ほら」
「わひぃ」
「まぁ、はしたない声。
川上先生。
彼氏の前じゃないんだからさ。
生徒にそんな声聞かせて、恥ずかしいと思わないの?」
本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」
《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。