愚作から生まれる次の力

Ipadoを購入してから自分の気に入った写真の整理をするようになった、ある一時期アールヌーボであるかないかはさておきそんなような飾りのある女を作っていた、
そして今日このような写真にでくわした、なんとも奇妙である、独りよがりで破廉恥である、
だがその時期私の脳みそは非常によく回転していた、
このようなものを当時の学生が喜んでくれていたと聞く、
無益なもの無用なものを受け入れてくけるだけの余裕があった、

願わくば愚作から生まれる次の力を待ってほしい、
最近の写真に2、3の人から非常にきつい言葉でおしかりをいただきそれに弁明をしましたが、はたしてそれはいいのがれでしょう、
彼らはまだ私に期待をもっていてくれるのだ、
その熱が冷めないうちに、
あついあついエロの世界にもどりましょう。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載

杉浦則夫緊縛桟敷撮影風景 ツイッター実況中継

その1


先週10月18日の撮影風景です。

ツイッターで実況中継していましたが、
画像が掲載されていませんでしたので、補足。

次回ツイッター撮影実況中継は明日10月25日午前10時頃から始まります。

その2

その3

その4

杉浦則夫ツイッター

杉浦則夫緊縛桟敷

結のストリップの舞台は見た事がない、しかし腹筋が割れている体から判断すると舞台ではそうとうに激しく舞っているのだろう、スケジュールは一年ほとんどうまっている、日本全国を10日サイクルでまわるようだ、これからの北国は外はシバレルが劇場は暖房とひといきでむれかえりその熱気のうちで激しく踊る結の姿を想像すると哀愁の旅に同行したくなる。
このように書けばとても活発なお嬢さんにみえるが、じっさい私の撮った画像からもとても勝ち気なようすに映っているが、仕事の場からはなれると人見知りのつよい少女のように変わる、外出着もまた少女の着るアンチックなひらひらドレスを愛用している、みる人がみれば「私はM女です、ホホホ」と看板をさげているようにみやぶるだろう。ーおもいおこせばこのような衣装の人椋楊二画伯の婦人、私のお会いした時はすでに50歳ほどで、このような少女の着るドレスとつばひろ帽子のいでたちであった、どっぷりM女のひとでしたー
だめでもともとと覚悟を決めてのぞんだ逆さ吊り水責めを美しく完璧な構図で撮らせてくれた時の感激は忘れられない、緊縛師の狩野千秋氏に逆さ吊りの構図と水槽に顔を浸し10秒で上げまた浸すを3回くりかえすように頼み本番にのぞむが私の滑車理論にまちがいがあり、水槽に浸けた頭が人の力では上がらない、水槽のなかでもがく結を助け上げ一度目は失敗、無理かと心しずむ私に「千秋さんならこんなの簡単よ」助け船を濡れ髪の結がすずしげにいう、事実このようね吊りを二人で劇場で公演していたらしい、そこで千秋氏の方法で再開、みごと顔は水に浸りもがく結は苦しげではあるが私の意図を完成させた悦びを水藻のようにからむ髪をからませた顔にみせていた。この撮影にはもうひとつ不可能と思われるシーンがある、鉄格子の外に鎖でウエストだけで逆海老吊りをした、全体重が背中にかかり鉄の鎖が食い込む、石抱き刑罰の背中版である、さすがの千秋氏もこれには脱帽の感嘆の声をはっしていた。
こうして書いているとものすごい女たちだとあらためて感心する

今日もどこかの劇場で舞姫は踊る

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載

わたしの独断

平沢が引退してはや2年ほどたちました、今はコンサルタント会社に勤務しているとのことです、先日相談事があると上野の焼肉店によばれる、慣れない業務に疲れた様子でしたが食欲は旺盛でもりもり食べていた、線の細い子ですから離れていると体の調子をふときずかうことがある。
ピンク映画に出演した年度の新人女優賞、わがサイトの最多出演、20歳から26歳までの肉体の変化と平沢里菜子のモデルとしてのアプローチのありかたそのあたりを撮り込んだと思う。
私とタレントとの接し方は初回は綺麗な人だなと思うぐらいでさはど深くはない、しかし平沢は2回目の撮影で乳首をはさんだクリップで乳頭を落とさんばかりの深い傷をおい苦痛に顔を歪めながらもあわてふためくスタッフに逆さ吊りの状態で撮影の続行を指示していた。3回目は昨夜の雨で庭には水たまりが残っているなかで高て小手に縛られた旧家の令嬢の里菜子の美しい顔を泥まみれに陵辱しようと「泥水を飲め」と指示をだしたところ本当に舌を出してペロリペロリと飲み始めた時には指示をだした私は素直さに驚き、これほどまでに深く役に入り込む里菜子に深く感謝した。
その後2.3度打ち合わせなどで話すおりに、わたしは仕事で指示されたことにできませんということがくやしくていえない、そんなことをいうようならばこの仕事をやめたほうがいいといつもにもなく声をたかくしていう。それはその後の濡木痴夢男氏との撮影のおりにぎっちりと高て小手に縛られて柱に開脚中吊りをした時、私はかなり変形の開脚を要求したと思う、体重がすべて腕にかかり里菜子は悲鳴をあげた、「私の指示がまちがいだ、やめよう危険だ」というと「駄目もう一度挑戦する」ときかない、こちらはおそるおそる再度試みると里菜子は体のバランスをうまくつくりまさに私のイメージどうりの緊縛美を見せてくれた。その後もこの姿勢は変わらなかった。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載

晶エリー

その名は知らなくとも、
男ならその顔を見ればどこかで見た事がある、
と思う人が半数以上はいるだろう。
そのくらい有名な女優さんである。

その彼女が、どんな緊縛姿を見せてくれるのか?、楽しみにしていた。

3枚目。
この表情で勝負してきた、と
そう自信に満ちた、それでいて癒される微笑。


17枚目。
縄を掛けられているのに、自分の世界が崩れない。
なんて完成された人なんだ、と呆れる。

それは20枚目のアップで尚更確信となる。
囚われの身とも言えるのに、動けないのはこちらだ。

29枚目。
やはりアップの画像だが、
この表情で見つめられて、高鳴らない男はいるのだろうか?

77枚目。
丸い尻を晒し、股縄を通される。
表情がグッと変わってくる。
女優であり、女のスイッチが入る。

95枚目。
抱きかかえられ、起こされる。
そんな仕草ひとつにも、雰囲気がある。
これが一流の女優か、と感心。

115枚目。
頭の後ろで腕を組まされたポーズ。
縛られているのに、この凛とした姿はどうだ。
美しい。その言葉がまさに当てはまる。

197枚目。
椅子に座り、大開脚。
ここからが本番。
さて、どんな表情を見せてくれるのか。

200枚目。
綺麗なアナルまで丸見えで、
彼女のファンならずとも、釘付けになる。

291枚目。
バイブの突起部分を、その敏感な所に当てられる。
聞けば、この電源は間違いなく入っており、ガチであるとの事。
そう、我々が見たいのはガチなのだ。
その上で、彼女が演技の狭間に見せる本気を見たい。
それがSの欲求であり欲望。

316枚目。
バイブの先が挿入される。
鼻に息が抜けるそんな表情がしっかりと見て取れる。
そろそろ余裕がなくなってきた頃だろうか。
楽しい。

329枚目。
挿入による中への刺激と、突起によるクリトリスへの刺激。
彼女もそろそろ本気で感じ始めている。
静止画でも、十分にそれは伝わってくる。

397枚目。
明らかに絶頂が近い。
こういう表情を見る時こそ、男の至福の時間。

400枚目。
イったか。ならばもう少し追い込もう。
暴れる身体を縄が押さえつけ、逃げたくても逃げられない。
仕事ではなく、女、晶エリーに戻る一瞬。
白濁した液が溢れてくる。

413枚目。
さらに追い込まれるエリー。
この瞬間こそ、責め師の醍醐味。
縛っているからこそ、責めに集中できる。
縛られているからこそ、自分の自由にならない。
一回で済まされるはずはないと、わかってはいるけど辛い。
その甘美な地獄。

420枚目。
責め師に懇願するような表情。
「そうか、気持ちいいか。もう一回イっておくか。笑」と、
そんなセリフが聞こえてきそうな瞬間。

453枚目。
観念したように、次の絶頂に備えて力が抜ける。

475枚目。
そして、先程よりも辛い絶頂が襲ってくる。
閉じられない脚を精一杯閉じて絶頂直前を耐える。

568枚目。
そして弾けた絶頂。
我を忘れて、その快感を貪る。
脳の指令と、身体の反応がリンクしない。
このアンバランスを与える事こそ、S冥利と思う。

578枚目。
静寂と、先程までの責めとが静かに調和する瞬間。
バイブを入れられたままの女って、なんてエロいんだろう。
犯されるために生まれてきた、そんなタイトルを付けたくなる。
操られていたのは、こちらだったのか?

594枚目。
シーンが変わって、立ち縛り。
そんな姿なのに、実に絵になる。
緊縛された女、というより、
縄を纏ったエリー、というのが正解か。


597枚目。
実に美しい。
現場にいたのなら何時間でも眺めてしまうだろう。

614枚目。
おそろしく羞恥な一枚のはずなのに、完成度が高い。
彼女は、こうされる事すら想定内なのか?
こうされる事も、既に自分の中で解釈が済んでいるのだろうか?
そんな事を考えさせられる。

617枚目。
美しいとしか言いようがない一枚。
これこそ、まさに緊縛オブジェ。
最初の頃にあった彼女の表情と、この一枚を見比べる。
どちらも晶エリー、微塵も崩れていない。

629枚目。
この僅かな仕草。それが指示なのかどうかは知る術もないが、
指示にしても、自分の中に理解が無ければ、こうはならない。
晶エリーが緊縛されるとはこういう事なんだ、と思わせられる。

635枚目。
今回、こんな感想ばかりで恐縮だが、実に美しい。
なんて、完成されているんだ。
彼女が特別スタイルがいいという訳ではないはずだが、
彼女は俯瞰で自分を見られる特技でもあるのだろうか?
本当に美しい一枚だと思う。

645枚目。
突然、凛としたそんな姿を見せてくれる。
僅かにヒールが足されただけなのに、もう近寄りがたい。
縛られていても、エリーはエリーなのだ。

677枚目。
オブジェだなぁ…。
許されるなら、何時間でも眺めていたい。

最初から最後まで、晶エリーは晶エリーだった。
プロとはこういうものだ、と、まざまざと見せられた気がする。
単体女優を張ってきた実力とは、並大抵ではないと改めて知った。

その中から、これぞという一枚を引き出す縄師とカメラマンの実力も流石。
全てが一流でなければ、この作品は生まれなかった、とつくづく感じさせられた。

ご馳走様でした。

上記作品は、
緊縛桟敷キネマ館で掲載中です。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載