放課後の向うがわⅡ-24

 ビシッ。

「あぅぅ。
 ぶたないで……。
 お願いだから、ぶたないで」
「嘘おっしゃい。
 お尻ぶたれるたびに、お汁垂らしてるくせに」
「ち、違います」
「ほんとに、上の口は嘘つきだわ。
 下のお口は、こんなに正直なのに。
 ほら、ヌルヌル」
「いやぁぁぁ」
「イヤじゃないでしょ。
 気持ちいいです、でしょ。
 まだそんなこと言うのね。
 それじゃ、もうひとつのお口にも聞いてみようかしら。
 どろどろまんこの上で、おちょぼ口でお澄まししてる、おしりの穴。
 こんな可愛いお尻から、毎日太いうんこしてるのよね。
 こればっかりは、否定できないでしょ?
 したら、本当の嘘つきだものね。
 でも、ほんとに可愛いお口。
 指も入らないみたいなのに、どうしてうんこが出てこれるのかしら。
 ちょっと、チェックします」

 わたしは中指をしゃぶり、たっぷりと唾液を絡める。

「お尻あげて。
 また、ぶつわよ。
 そろそろ内出血しちゃうかも。
 ふふ。
 ちょっと素直になったわね。
 でも、妬けるわ。
 お尻の痣を気にするってことは……。
 彼氏がいるって証拠ですものね。
 その彼も、ぜったい後ろからヤルのが好きなのよね。
 この丸々したお尻を抱えて、天使のえくぼを見下ろしながら腰振ってたら……。
 あっという間にイッちゃうでしょうね。
 彼は、どこに出すのかしら?
 コンドームの中じゃ、味気ないものね。
 やっぱり、このお尻かな。
 象牙を溶かしたみたいな精液が、鞭となってお尻を叩く。
 幾本も、幾本も。
 見たいわぁ。
 あ、そうだ。
 今、出来るんじゃないの。
 わたしは、こんな立派なちんちん持ってるんですもの。
 おっと、その前にお尻のチェックね。
 指、乾いちゃった。
 もう一度、舐め舐め。
 さ、お尻あげて」

 わたしの中指の先が、肛門を隠す。
 川上先生のお尻が、跳ねあがる。
 指先を、一気に送りこむ。
 白い指が、巣穴に潜りこむように沈んだ。

「ひぃっ」
「動かないで。
 爪が腸壁を傷つけたら、後が怖いわよ。
 そうそう、そのまま。
 うんこは……。
 溜まってないみたいね。
 腸壁も、つるつるして健康そうだわ。
 温ったかい。
 ほんと、気持ちよさそう。
 男が、アナルに突っこみたくなる気持ち、わかるわ。
 どう?
 そっちも気持ちいい?
 まだ、首振ってんの。
 あ、そうか。
 1本じゃ、ご不満?」

 中指を引きあげる。
 指は、粘液に包まれたみたいに濡れてた。
 ジュンサイという水草の芽を思わせた。
 わたしは、濡れた中指に薬指を添えて揃える。

「じゃ、2本いきますよ」

 ゆっくりと送りこむ。

「あぅぅぅ」
「ほら、何の抵抗もない。
 うんこは、これより太いものね。
 どう?
 気持ちいい?
 あら、そんなでもないの?
 それじゃ、これはどうかしら?」

 わたしは、肛門に突きこんだ2本の指はそのままに、膣口にも親指を送りこむ。
 先生の背肉がうねる。
 わたしは、2本の指で腸壁を押し下げながら、親指で膣壁を持ち上げる。
 わたしの手は、影絵の狐を象ってる。
 耳に見立てた人差し指と小指は、ピンと起ちあがって、尻肉に食いこんでる。
 そして……。
 エッチな狐が、悪さを始める。
 上下から挟んだ指で、腸壁と膣壁を揉みしだく。

「あひぃっ。
 ひっ。
 ひぃっ」
「どう?
 初めての感覚でしょ?
 病みつきになるんだから。
 事前に浣腸しておいて……。
 揉まれながら漏らすと、最高よ。
 相手の腕に、水様便をぶち撒けるの。
 浣腸もしとけば良かったか。
 でもここじゃ、後始末が大変だもんね。
 ほら、先生どうしました。
 もっと?
 もっと?
 グリグリグリグリ」

「あっひぃ」
「いい声。
 聞いてるだけで、こっちがイキそうだわ。
 あらま、はしたない。
 お尻振っちゃって。
 あ、そうか。
 クリちゃんも弄ってほしいわけね。
 こんなに尖らせちゃって、悪い子」

 わたしは、もう一方の手の平を、恥丘に宛てがう。
 柔らかな陰毛が、手の平でそよぐ。

「ふふ。
 いたいた。
 悪い子が。
 ここを、こうしてほしいんでしょ?
 こうして」

 わたしは、揃えた指の腹で、陰核を優しく潰す。
 そのまま、恥骨に揉みこんでいく。

「わひぃぃ。
 わひっ。
 わひっ」
「先生。
 はしたないですわよ。
 もう少し可愛い声出さなきゃ、彼氏に嫌われちゃうわ。
 でも、気持ちいいでしょ?
 これがホントの三所攻めだわ。
 そーれ、グリグリグリグリ」
「あがっ。
 あがががが」
「ちょっと。
 もうイッちゃったの?
 ビクンビクンしちゃって。
 目が飛んじゃってる。
 あらあら、涎。
 また、床汚して。
 先生。
 しっかりしてくださいよ。
 ほんと、身勝手なんだから。
 おまんこ、パクパクさせちゃってさ。
 わたしももう、我慢出来ないわ。
 先生、突っこませていただきますわよ」

 わたしの股間からは、ピノキオの鼻みたいな陰茎が起ちあがってる。
 握る。
 ドクドクと打つ心臓の脈動が、手の平に返ってくる。
 膨れあがった亀頭は、顔が映るほどに張り詰め、つやつやと輝いてる。
 押し下げる。
 無毛の恥丘から起ちあがる基部は、まさしく“男根”の名に恥じない太さを誇ってる。
 そしてその基部の下側には、大量の精液を溜めた陰嚢がぶら下がってる。
 それを思うさまぶち撒けられる歓びが、わたしの脊髄を駆けあがる。
 2つの陰嚢のあわいに開くまんこが、だらだらと涎を零した。

「先生……」

 わたしは優しく声を掛け、片手を尻に添える。
 先生の意識は、まだ閾下に沈んだまま。
 押しさげた亀頭で、陰唇をなぞる。
 湯煎した肉片みたいな陰唇が、亀頭を満遍なく濡らす。
 切っ先を膣口に宛てがう。

「先生、いきますわよ。
 それ!
 はうぅっ」

 一気に陰茎を送りこむ。
 十分に湿った肉襞は、何の抵抗も示さなかった。
 長大な陰茎は、一瞬にして根元まで飲みこまれた。
 わたしの下腹が、先生の尻まで届いた。

「あぅぅ。
 気持ちいぃよぉ。
 女の人の中って、こんなに気持ちいいものなのね。
 先生?
 まだイッたままなの?
 しっかりしてよ。
 先生は今、同僚の女に、後ろから突っこまれてるんですのよ。
 ほら!」

 わたしは、鞭を入れるように、先生の尻を叩いた。
 破裂音みたいな小気味いい音が、狭い更衣室に響く。
 もう一発。
 先生の尻に、みるみる手形が浮き上がる。

「それ」

 振り下ろした手を腰骨に掛けると、わたしは思い切り腰を振る。

「それそれそれそれそれそれそれそれそれ」

 わたしの腰と先生の尻が、湿った肉音を立て始める。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパン。

 それはまるで、更衣室に響くファンファーレ。
 歓喜の歌。
 先生の顔が、椅子の上で踊り出す。
 頭蓋が、木製の背もたれを叩き始める。
 先生の意識が、ようやく閾下から浮かびあがってきた。
 上瞼に隠れてた瞳が、ダイスの目のように戻る。
 わたしは腰を使いながら、その目を見下ろす。
 泳いでた目が、わたしの視線に絡んだ。
 まだ、事情が把握できてないようだ。

「先生。
 お気づきですか?
 勝手に使わせていただいてますのよ。
 おまんこ」

 先生の視線が、自らの背後に移った。
 その視線には……。
 丸々とした自分の尻と、そこに打ちつけられるわたしの腰が映ってるはず。
 膣内の感覚を合わせれば、何が行われてるかは一目瞭然。

「い、いや!
 岩城先生、止めて!」
「いかがです?
 女に後ろから犯されてる感覚は?
 いいものでしょ?」
「いやぁ。
 止めて……。
 止めてぇ。
 後ろから……。
 後ろから、犯さないでぇぇぇぇぇ」
「あら、前からの方が良かったのかしら?
 でも、もう遅いわ。
 だって……。
 もう、出そうなんですもの。
 先生?
 いいですか?
 中に出していいですか?
 わたしの精液……。
 先生のおまんこの中に、思い切りぶち撒けていいですか?」
「ダメぇぇ。
 お願い、止めて!
 中に……。
 中に、出さないでぇぇ」
「あら、今日は危険日でした?
 でももう、間に合いませんわ。
 我慢出来ないんですもの。
 行きますわよ。
 行きますわよ。
 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
 イクっ!
 イクっ!」

 わたしの脊髄を、細い螺旋が駆けあがる。
 刹那!
 わたしは、全身で爆ぜた。

「わきゃっ。
 ぅわきゃ」

 陰嚢が、ゴムポンプを潰すように収縮し、大量の精液を送り出す。
 全身を踊らせながら、尻たぶを絞る。
 亀頭から噴き出す灼熱の精液が、子宮口を突き抜くのがわかった。
 種を残す歓びが、脳幹を沸騰させる。


本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。


浅川サラ×緊縛桟敷 むき出しの白い尻

浅川サラ杉浦則夫緊縛桟敷にて掲載開始。

暴漢に押し倒されたサラの横たえた体がうねる、大蛇の太い胴がうねるように艶かしく地をはう、スカートをパンストをパンツを剥がれたむきだしの白い尻がうねるたびに見え隠れする割れた潤んだ性器、雨もようの薄暗がりの居間の片隅に肌をあらわにした白い肌が燐光がかって横たえる。身長155cmやや小柄なサラ、新体操歴12年、当然体の柔軟さは期待できた、AV歴3年ということは大学時代のアルバイトが現在にいたっている。おっとりとしたがんばりやさんですが、以前の縛の撮影で腕を痛めたことがとらうまとなり、手のしびれにとてもナーバスで肩にかかる縄の加圧の痛みにときどき撮影を中断せねばならなくなる。そんなマイナスのめんがあってもサラの作る曲線美は今回の撮影を満足なものとした。

放課後の向うがわⅡ-23

 わたしは、乗っかったまま後ろにスライドし、両膝を挟むように立て膝になる。
 さすがに、タイトスカートは引きちぎれないから……。
 サイドホックを外す。
 ファスナーを下ろすと、筒状の布を抜き取る。
 現れたのは、再びふたつの丘。
 さっきは乳房だったけど、今度はお尻ね。
 相臀は丸々と膨れて、大きな瓜が並んだみたい。
 もちろんまだ、ストッキングとショーツのラッピングに包まれてるけど。

「イヤらしいお尻。
 男なら、見ただけで射精しちゃいそう。
 先生……。
 何人の男が、このお尻を抱えて腰を振りましたの?」

 先生は答えず、わたしの下から這い出そうとする。
 お尻に力が籠り、肉が蠢く。
 もう我慢出来ない。
 ストッキングのウェストに両手を掛け、引き下ろす。
 途中でショーツも引っ掛け、一気に抜き取る。

「ほら、見えた。
 天使のえくぼ」

 腰骨の上には、葉陰のような2つの窪み。

「先生、もう堪りませんわ。
 わたしのおちんちん、弾けちゃいそう。
 ほら、お尻を上げて。
 上げてってば」

 先生は、歯を食いしばったまま、言うことを聞かない。

「そういう子には、またお仕置きよ。
 生徒への体罰は、教則で固く禁じられてるけど……。
 教師同士なら、問題ありませんものね」

 わたしは、思い切り片手を振り上げる。
 股間の陰茎が、真似をしたがる子供のように、一緒に伸びあがる。
 鞭のように矯めた片手を、バレーボールのアタックみたいに振り下ろす。
 丸いお尻に。

 ビシッ!

「ひぃっ。
 痛いぃ」

 お尻には、わたしの手形がみるみる浮きあがる。
 わたしは、2度めの腕を振りあげる。
 川上先生の横顔が、子供みたいに歪む。
 それが、わたしの嗜虐心に火をつける。
 上体を捻りながら、渾身の一撃を叩きおろす。

 ビッシィ!

「ひぎぃ」

 ゼリーみたいな尻肉の揺れが収まると、2つめの手形が浮き出てくる。
 ひとつめの手形とは僅かにズレ重なって、まるで拍手してるみたい。
 そう、それは、川上先生の白いお尻を讃える、わたしの喝采。

「お尻を上げなさい。
 これは命令よ」

 川上先生は、ベソをかきながら、もぞもぞと両膝を折り畳んだ。

「さーて。
 それでは、突っこませていただこうかしら。
 でも、この態勢だと、ちょっとこっちが苦しいわね。
 どうしようかな……。
 あ、いいこと思いついた。
 そのまま、じっとしてるのよ。
 逃げようとしたら、もっと酷い目に合うんだから。
 もっとも、両手が使えなかったら、ドアノブも掴めないでしょうけど」

 わたしは、更衣室の隅から、椅子を持って来る。
 ほら、家庭科におばあちゃん先生がいるでしょ。
 あの先生、膝が悪いの。
 で、靴下履くのに苦労してるみたいだったから……。
 わたしが、音楽室の古いピアノ椅子、ここに持って来てあげたのよ。

「はい。
 川上先生、この上に乗っかって。
 ほら、もたもたしない。
 また痛い目に合いたい?」

 思ったとおり。
 川上先生は、痛みの王の前では、素直な奴隷になる。

「ちょっと、何まともに座ろうとしてるの。
 そうじゃないでしょ。
 反対向き。
 背もたれの方を向いて、膝で上がるの。
 そうそう。
 いい子ねぇ」

 わたしは、先生の顔を後ろから覗きこむ。

「どう?
 ご気分は。
 更衣室の片隅で、女から突っこまれるご感想は?」

 先生は、何も言わず奥歯を噛み締めてる。

「あれ?
 川上先生?
 ひょっとして、乳首起ってません?」

 先生は、懸命に顔を振る。
 乱れた髪の毛が、頬を打つくらいに。
 でも、その仕草とは裏腹に、戒められた乳房の中心で……。
 乳首は明らかに尖ってた。

「お口は嘘つきだけど……。
 身体は正直ね。
 ほんとは大好きなのよね。
 屈服するのが。
 そして、もっと好きなのは……。
 苛められること」

 わたしは、トッピングみたいに突き出た乳首を摘む。
 力を籠めると、弾力が指を跳ね返してくる。

「こうされるのが、好きなんでしょ。
 グリグリ」
「いやぁぁ」
「正直じゃないわね。
 大好きなんでしょ?
 こんなふうに苛められるの。
 ほら、一生懸命我慢してるのがわかるわ。
 大好きって叫びだしたい口を、懸命に堪えてる。
 足の指を、力いっぱい折りたたんでるのが、その証拠。
 足の裏が皺々になるほどじゃありませんか」

 川上先生は、座面に頬を擦りつけながら、懸命に首を振ってる。

「言ってご覧なさい。
 こういう格好で苛められるのが、大好きですって」
「ち、違います」
「どう違うの。
 それじゃ、証拠を見せてもらいますわ。
 お尻上げて。
 おまんこ見せてくださらない?
 もし、そこが泣き崩れてなかったら……。
 先生のおっしゃること、信じてさしあげられますわ。
 ほら、どうしたの?
 お尻、上げてってば。
 上げなさい!」

 わたしは、丸々としたお尻に、手の平を振り下ろす。
 肉音が、嬌声のように響いた。

「ほら、お尻真っ赤よ。
 わたしの指、ピアノで鍛えてるから、けっこう効くでしょ?
 もう一発あたったら、内出血しちゃうかも。
 彼氏、変に思いますよ。
 いいんですか?
 いいんですね」

 わたしは、思い切り腕を振りあげる。

「止めてぇ」

 川上先生のお尻が上がった。
 豊かな相臀のあわいに、おちょぼ口みたいな肛門が穿たれてる。
 そしてその下、少し色素の沈着した会陰に連なり、雌の生殖器が覗いてた。

「ふふ。
 思ったとおり。
 どうして、こんなに濡れてるんですの?
 あら。
 まだ、首振ってるの?
 こんなに、てらてら光らせておいて。
 触ってみれば、もっとよく分かるわ」

 わたしは、湧き水を掬うみたいに、下から手の平を差し入れる。
 手の平が触れたとたん、川上先生のお尻が跳ねた。
 ドミノが倒れるように、背骨がうねった。

「熱っつい。
 こんなに火照らせちゃって……。
 発情中の雌そのものじゃないですか」

 川上先生は、わたしの手の平から逃れようと、お尻を上げた。

「まぁ、はしたない。
 肛門が丸見えですわよ」

 自分の格好に改めて気づいたのか、先生はお尻を下げた。
 わたしの手の平に、性器が落ちてきた。
 バターまみれの熱いアワビ。
 再び跳ね上がろうとするお尻を、わたしのもう一方の手が押し下げる。
 白い羽二重のお尻と、アワビのサンドイッチね。
 わたしは、掬った手の平を動かし、位置を探る。
 揃えた指先の腹が、突起を捉えた。
 皮に包んだまま、ゆっくりと練り始める。

「あぅぅ」

 先生の肛門が、切ない呼吸を始めた。

「まぁ。
 敏感ですこと。
 クリが、気持ちいいんですね。
 オナニーでも、こうやってるのかしら?
 クリを恥骨に絡めながら、焦らすように揉みしだくと……。
 長いこと楽しめますよね。
 お休みの日には最適。
 でも、こんなおまんこしてたら……。
 お休みの日だけのオナニーじゃ、とうてい我慢出来ないでしょ?
 時間の無いときは、どうしてるんです?
 たとえば……。
 学校のトイレとか?
 してないの?
 ウソおっしゃい。
 急ぐときは……。
 こうやって、一気に追い詰めるのよね」

 わたしは、揃えた指先に力を籠める。
 指先の描くオーバルが、周回を速める。
 軌道の下で、陰核が練りあげられていく。

「あひぃぃぃぃ。
 いっ。
 いっ」
「あら、もうイキそう?
 お手軽な人ね」

 わたしは、手の平を外す。

「あぁっ」

 先生の口から、非難めいた悲鳴が漏れた。

「ふふ。
 そう簡単にイカれたら、わたしがバカみたいじゃないの。
 ご奉仕してるみたい。
 でも、ほら。
 この手の平。
 滴るお汁で、びっしょり。
 床まで濡らして。
 そこにバケツがあるから、後で拭いといてくださいね。
 さてと。
 それじゃそろそろ、中を楽しませていただこうかしら。
 お尻あげて。
 ほら、上げなさい!」


本作品のモデルの掲載原稿は以下にて公開中です。
「川上ゆう」 「結」 「岩城あけみ」

《説明》
杉浦則夫の作品からインスピレーションされ作られた文章作品で、長編連載小説のご投稿がありました。(投稿者 Mikiko様)
本作品は毎週日曜日に公開される予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。
前作を凌ぐ淫靡と過酷な百合緊縛!「川上ゆう」さん、「YUI」さん登場予定作品です。
時を越え、再び出会った美里とあけみ。現在に戻った美里は、さらなる花虐へと誘われていく…。