二ノ宮かりん(旧 泉まりん)緊縛桟敷 掲載開始

Ninomiya_089二ノ宮かりん杉浦則夫緊縛桟敷にて掲載開始。

携帯にかりん(旧泉まりん)の表示をみて、めずらしい子からの電話だといぶかしりながらでてみると、急にお金が必要になった仕事をくださいということであった。
なにか特別な事情ができたのだろうと訳も聞かず撮影の予定日と集合場所をきめた。かりんの仲間は晶エリー、持田あかねを私の知るところだ。
エリーにはマネージャー的に補佐をし持田には姉さんの立ち位置で交際しているようにみうける、引退した晶エリー、現役で映画に打ち込む持田、この二人の強い個性に比べるとかりんは普通の女の子にみえるが。恋人にする好みの男はひ弱なだめ男が好みで私がいないとなにも出来ないような男を好むという。
なぜと聞くと、さして理由はない好みだと漠然とした正解が返る。

かりんの童顔と肢体はとてもアンバランスだ、ふっくらとした胸から脇腹のくびれの曲線がふくよかな臀部につながる美しさはヴィイナースをおもわせるほどだ。
初めてかりんの裸に接した時に夢中でその美しさをカメラに納めようとした記憶は鮮明に残っている。それから2年あまりの時をへているせいか少し太ったかとおもわれる。
さして緊縛に興味があるわけではないがこちらの求める緊縛美は美体を使って艶やかに表現してくれた。
周りにとても配慮する子で、かりんとの撮影はいつもここちよく終わる。

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晶エリー

その名は知らなくとも、
男ならその顔を見ればどこかで見た事がある、
と思う人が半数以上はいるだろう。
そのくらい有名な女優さんである。

その彼女が、どんな緊縛姿を見せてくれるのか?、楽しみにしていた。

3枚目。
この表情で勝負してきた、と
そう自信に満ちた、それでいて癒される微笑。


17枚目。
縄を掛けられているのに、自分の世界が崩れない。
なんて完成された人なんだ、と呆れる。

それは20枚目のアップで尚更確信となる。
囚われの身とも言えるのに、動けないのはこちらだ。

29枚目。
やはりアップの画像だが、
この表情で見つめられて、高鳴らない男はいるのだろうか?

77枚目。
丸い尻を晒し、股縄を通される。
表情がグッと変わってくる。
女優であり、女のスイッチが入る。

95枚目。
抱きかかえられ、起こされる。
そんな仕草ひとつにも、雰囲気がある。
これが一流の女優か、と感心。

115枚目。
頭の後ろで腕を組まされたポーズ。
縛られているのに、この凛とした姿はどうだ。
美しい。その言葉がまさに当てはまる。

197枚目。
椅子に座り、大開脚。
ここからが本番。
さて、どんな表情を見せてくれるのか。

200枚目。
綺麗なアナルまで丸見えで、
彼女のファンならずとも、釘付けになる。

291枚目。
バイブの突起部分を、その敏感な所に当てられる。
聞けば、この電源は間違いなく入っており、ガチであるとの事。
そう、我々が見たいのはガチなのだ。
その上で、彼女が演技の狭間に見せる本気を見たい。
それがSの欲求であり欲望。

316枚目。
バイブの先が挿入される。
鼻に息が抜けるそんな表情がしっかりと見て取れる。
そろそろ余裕がなくなってきた頃だろうか。
楽しい。

329枚目。
挿入による中への刺激と、突起によるクリトリスへの刺激。
彼女もそろそろ本気で感じ始めている。
静止画でも、十分にそれは伝わってくる。

397枚目。
明らかに絶頂が近い。
こういう表情を見る時こそ、男の至福の時間。

400枚目。
イったか。ならばもう少し追い込もう。
暴れる身体を縄が押さえつけ、逃げたくても逃げられない。
仕事ではなく、女、晶エリーに戻る一瞬。
白濁した液が溢れてくる。

413枚目。
さらに追い込まれるエリー。
この瞬間こそ、責め師の醍醐味。
縛っているからこそ、責めに集中できる。
縛られているからこそ、自分の自由にならない。
一回で済まされるはずはないと、わかってはいるけど辛い。
その甘美な地獄。

420枚目。
責め師に懇願するような表情。
「そうか、気持ちいいか。もう一回イっておくか。笑」と、
そんなセリフが聞こえてきそうな瞬間。

453枚目。
観念したように、次の絶頂に備えて力が抜ける。

475枚目。
そして、先程よりも辛い絶頂が襲ってくる。
閉じられない脚を精一杯閉じて絶頂直前を耐える。

568枚目。
そして弾けた絶頂。
我を忘れて、その快感を貪る。
脳の指令と、身体の反応がリンクしない。
このアンバランスを与える事こそ、S冥利と思う。

578枚目。
静寂と、先程までの責めとが静かに調和する瞬間。
バイブを入れられたままの女って、なんてエロいんだろう。
犯されるために生まれてきた、そんなタイトルを付けたくなる。
操られていたのは、こちらだったのか?

594枚目。
シーンが変わって、立ち縛り。
そんな姿なのに、実に絵になる。
緊縛された女、というより、
縄を纏ったエリー、というのが正解か。


597枚目。
実に美しい。
現場にいたのなら何時間でも眺めてしまうだろう。

614枚目。
おそろしく羞恥な一枚のはずなのに、完成度が高い。
彼女は、こうされる事すら想定内なのか?
こうされる事も、既に自分の中で解釈が済んでいるのだろうか?
そんな事を考えさせられる。

617枚目。
美しいとしか言いようがない一枚。
これこそ、まさに緊縛オブジェ。
最初の頃にあった彼女の表情と、この一枚を見比べる。
どちらも晶エリー、微塵も崩れていない。

629枚目。
この僅かな仕草。それが指示なのかどうかは知る術もないが、
指示にしても、自分の中に理解が無ければ、こうはならない。
晶エリーが緊縛されるとはこういう事なんだ、と思わせられる。

635枚目。
今回、こんな感想ばかりで恐縮だが、実に美しい。
なんて、完成されているんだ。
彼女が特別スタイルがいいという訳ではないはずだが、
彼女は俯瞰で自分を見られる特技でもあるのだろうか?
本当に美しい一枚だと思う。

645枚目。
突然、凛としたそんな姿を見せてくれる。
僅かにヒールが足されただけなのに、もう近寄りがたい。
縛られていても、エリーはエリーなのだ。

677枚目。
オブジェだなぁ…。
許されるなら、何時間でも眺めていたい。

最初から最後まで、晶エリーは晶エリーだった。
プロとはこういうものだ、と、まざまざと見せられた気がする。
単体女優を張ってきた実力とは、並大抵ではないと改めて知った。

その中から、これぞという一枚を引き出す縄師とカメラマンの実力も流石。
全てが一流でなければ、この作品は生まれなかった、とつくづく感じさせられた。

ご馳走様でした。

上記作品は、
緊縛桟敷キネマ館で掲載中です。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載

照沼ウァリーザ写真展(晶エリー)

以前に一度小さなアルバムで見せていただいたことがあるが、あらためて大きく引き延ばされて壁面を飾った写真には作者の意図が明確に伝わってくるセルフポートレイトである。
色使いがポップである、
錯乱ともおもえる色の手法をみごとに個性的に消化している、
たぶん背景は自分の部屋であろう、
少女たちが集める小物、
おもちゃでいつぱいだ、
模造ダイヤの冠をつけて大きなヒキガエルを頭にのせたのがある、
この一枚がとくに気に入った、
周りにはいろとりどりなまがいものの小物がちりばめてある、
まるでジャン、ジュネの薔薇の刺青だ、
倒錯の世界にあらず少女の世界に遊ぶ甘ったるい感覚をみせつける、
小虫を顔にはわせたものもある、
アフリカの子供の顔にハエがたかっていれば同情と悲しさを感じるが、ウァリーザの顔の虫は刺青こごとくしてエロチシズムをかもしだすばかり、甘ったるい香りを嗅ぎながら見つめた小部屋の写真展。

晶エリー バレリーナ緊縛

集合時間の5分前にスタジオにエリーと私は到着していた。当日はとても冷え込む 朝で5分さえも外で待つのは辛く、近くの喫茶店に入りスタジオが開くのを待つ。そのさいエリーが悲しげに「私自己主張が強いから仕事の内容がつまらないと ついついやるきをなくしてしまうの、皆さん一生懸命に仕事をなさっているのに悪いなと思いながらだらけてしまうから今は反省しています」、私はエリーとは 一度しか撮影をしていないが、カメラの前になるとその集中力とフォトジェニックな容姿は業界のトップを維持している資格を理解させるものがある。膨大なV ビデオの撮影を経てそこに費やしたエネルギーと学んだ数々のこと楽しさと哀しさ、それが現在の晶エリーをつくっていると自覚するから、無責任な仕事をする 自分が許せないのだろう。エリーのblogに掲載される楽しげで色鮮やかな環境に染まっている姿とはまた違った一面をみせていた。スタジオさんは9時30 分に遅刻到着。

私の苦労話
先日新宿高島屋の店内を通り過ぎていた時にクラッシィクバレエの衣裳をつけたマネキンを目にとめる、今 度のエリーの撮影衣裳はこれだと決める。その後その衣裳をチュチュといわれていることも知る、以前にもバレリーナの緊縛写真は撮っているが今回はもうすこ し踊り子を理解して臨みたく思い、ネットでバレエシューズのはきかた、舞台挨拶のポーズなどを調べてみた。バレエシューズは中国古来の纏足の苦しみを女に (あえて女に)あたえ、それを鑑賞する芸術とよこしまな考えをいだく。バレエの練習経験のないエリーにはたしてつまさきに足指をかためてはいたトウシュー ズでつまさき立ちができるのかと危ぶんでいた、その危惧は2、3度のつまさき立ちで足指を痛めてしまう結果となる。ここで今回のテーマのひとつの纏足はや むなく中止。チュチュで踊る踊り子は素足に股縄で舞台にあがるのを正式な衣装と心得る。私達はそんな演目を演じて、舞台袖にさがったエリーからクレームが つく、素足ではチュチュの裏地のコサージュの縫い目があたり痛くて動けない。またまた中止、事前にバレリーナに相談しなかった私の失敗。ちょっと エリーの気持ちに暗雲がただよう。確かに衣装とシューズのミスマッチは演者にとっては致命的なことだ。

気分をとりなおして物語り は諦めて緊縛の世界へはいりましょう。エリーは体が柔らかくお尻がハーフの生まれのせいでヒップアップした艶かしい体型です、色白肌に縄止めするととても 映えます、ナルシストのエリーの気分を高揚させるにはただひたすら美しさをほめつづければいいのです、もともと美しいのですから私も自然に「美しい、美し い」とためいきまじりに声をかける、ここからら全て快調なペース
高手小手、釣りきみの開脚、あげくはその続きに釣り、エンディングには体の力がぬけ無残美がでているとおもいます。

上記作品は、
緊縛桟敷キネマ館にて掲載中

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載