アンダーカバー・SUMIRE 7

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■第7章 電流地獄

ギィィ・・・ギィィ・・・
どこか遠くから何かが軋むような音が断続的に聞こえてくる。
全身がスースーして妙に肌寒い。
監禁されて以来、何度も失神と覚醒を強制的に繰り返させられてきた私は、疲労と緊張、絶望と恐怖、苦痛と羞恥が複雑に混じり合った言葉にできないような不快な状況下で、意識はすっかり朦朧となっていた。
もう、駄目。ここが限界かもしれない。これ以上は耐えられそうもない。
すべてを白状します!その一言でこの生き地獄から解放してもらえるのだ。
しかしそれをさせまいと懸命に止めている私の奥なる声が、諦め、屈服、解放の考えを否定する。

パシッ!いきなり強烈な平手打ちを頬に喰らって、私はハッと正気を取り戻した。
「いつまで寝てるの!こっちは準備はすっかり整っているのよ。」
ゆっくりと明けた薄目の中に、あの黒いドレスの女NANAの姿が飛び込んできた。
私は背中に横に背負った一本の竹の棒に両手を縛られ、天井からロープで吊り下げられていた。
肌寒さを感じたのは全裸に剥かれていたからだ。

くうぅぅぅ・・・・・
抗う術を完全に奪われ、無防備な全身を敵前に晒す屈辱。
NANAを思いっきり睨みつけることが、そんな私のせめてもの抵抗だった。
「あら、怖い顔。でもその様子じゃかなり堪えているみたいね。あと一押しってところかしら?今日は電気ショックで弄んであげるわ。これが、なんだか分かる?」
そう言うNANAの手には一本の棒が握り締められていた。
一見、黒塗りの竹棒に見えた。しかしその内部には、おそらく強力な電流が流れる回路が仕込まれているのだろう。
「く、くそぉ。好きにすればいい、このサディスト!私はどんな目に遭わされようと、決して屈したりなんかしないわ!」
心にもない台詞が口から飛び出す。
本心は許しを乞うて今すぐにでも解放してもらいたい気持ちでいっぱいなのに、これも日頃の訓練で徹底的に叩き込まれているエージェントの悲しいサガなのか。

「いいわ、お望みどおりしてあげるわ。最初はどこを責めて欲しい?」
NANAは黒光りする不気味な棒をゆっくりと私に見せびらかすと、いきなり右の乳房にその先端をグイッと食い込ませた。
「いくわよ。」そう言うと同時に手元のスイッチがONにされた。
バシッ!!!
アギィッ!!
突然眩しいほどの火花が飛び散り、乳房から全身に刺すような鋭い痛みが瞬時に駆け抜け、私の体は仰け反るように弾け飛んだ。
「今のはほんの小手調べ。次はキツイわよ。」
バシッ!ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ――――!!!!!
アグァアアァァアアァアァァァアアァァァアーーーー!!!
体中の筋肉が激しい痙攣を起し、内臓が鷲掴みにされるような表現し難い苦痛が私に一気に襲い掛かった。
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ――――!!!!!
NANAは巧みにスイッチのON、OFFを繰り返し、その都度私の体は吊られた人形のごとく奇妙なダンスを強要された。

被疑者の心臓を停止させず、それでいて苦痛を最大限引き出す悪魔のテクニック。
恐らくこれまで数多くの犠牲者によってNANAが体得した技術に違いない。
今その毒牙が私に向けられているのだ。
「ほらほらほら、いい加減吐いちゃいなさいよ。でないとあなた壊れちゃうわよ。」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ――――!!!!!
ギャギャアアァァアァァアアァァーーーーー!!!
全身の血液が沸騰し、毛穴から一斉に噴き出しそうな衝動に駆られる。
もはや私は抵抗する言葉すら発することができず、ただただ獣のような叫び声をあげるしかなかった。

失禁し口から泡を吹き出した私に気づき、NANAは慌ててスイッチを切ったが、その時既に私の意識は別世界にぶっ飛んでいた。
「ち、ちょっとやりすぎたみたいね。」

文章 蝉丸
写真 杉浦則夫
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緊縛キネマ館 ビデオ新作「川上ゆう・和泉しずく」

緊縛桟敷キネマ館の撮り下し動画作品が
ビデオ化(DVD/ブルーレイ)し、発売開始致しました。

ブルーレイは最高画質をめざし、何度も微調整を重ねて制作されておりますので、
DVDとはひと味違った画質にしてありますので、どうぞよろしくお願い致します。

 川上ゆう 四巻

 DVD版:4,800yen.[税込]
 Blu-ray版:5,800yen.[税込]
 収録:約一時間

 詳しくはコチラ→


川上ゆう 前半
言葉責め、自慰、竹責め、スパンキング、手淫、吊り責め、ポーズ多数。性に対する質問を通して川上ゆうの心を追いつめていく、心も体も共に縛りあげた作品。いつになく追いつめられたその表情、そして自慰行為までさせられ…

川上ゆう 後半
首締め、手淫、放尿、バイブ、吊り責め、ポーズ多数。麻縄による首締めと踏みつけでうっ血する川上ゆうの顔がとても愛おしい。美しいポーズが多数ある中、放尿からバイブまで…川上ファン必見です。


 和泉しずく 五巻

 DVD版:4,800yen.[税込]
 Blu-ray版:5,800yen.[税込]
 収録:約一時間

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和泉しずく 前半
手淫、アナル、クリップ、ローター、吊り、股間習字、ポーズ多数。姉妹サイト杉浦則夫緊縛桟敷に初出演したその日に、キネマ館への出演が決定。きつく縛り上げた体に淡々と責めいる男。股間に筆を突っ込まれ、習字をさせられる女の姿は何と淫美なことか。

和泉しずく 後半
手淫、アナル、浣腸、バイブ、吊り、ローソク、ポーズ多数。股間を執拗にペシペシむち打たれ悶える和泉。
医療用イルリガードルで肛門に流し込まれた液は縛られたまま噴射する。完全に飼育されていく和泉を最後までご覧下さい。


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放課後のむこうがわ 14

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放課後のむこうがわ 14

「ほら。
 キスしなさい」

 ともみさんは、あけみちゃんの顔を、股間に押しつけた。
 腰を揺すりあげながら位置を整える。
 あけみちゃんの顔が、完全に股間に埋もれた。
 ともみさんの頬に、アルカイックな微笑が浮かんだ。
 慈愛にも、苛虐にも見える笑みだった。
 微笑を零しながら、ともみさんは、腰を上下に動かし始めた。

「鼻と口、両方塞ぐのは無理みたいね」

 ともみさんの片手が、あけみちゃんの顔の下に潜りこんだ。
 あけみちゃんは、心持ち顎をもたげてた。
 それでも、唇は性器に貼りついてるだろう。
 ともみさんの前腕に、力が加わるのがわかった。
 あけみちゃんの鼻を摘んでるに違いなかった。

「ほら。
 起きないと、死んじゃうよ」

 刹那、あけみちゃんの背中が躍りあがった。
 下半身にも力が籠り、尻たぶが大きく窪んだ。
 あけみちゃんの顔が、ばね仕掛けのように跳ねた。

「やっとお目覚め?」

 あけみちゃんは、過呼吸のように喘いだ。

「ほら、行くよ。
 あと階段、半分」

 起ち上がったともみさんは、再びロープを引き絞った。

「あっ。
 ひぃぃぃぃ」

 あけみちゃんから悲鳴があがった。
 敏感になってるクリに、ロープが食いこんだんだね。
 ともみさんは、後ずさりながら、容赦なくロープを引いた。

「あ、あかかかか」

 あけみちゃんは、懸命に歩みを進めようとしたけど……。
 その懸命さが、よけいに股間を追い詰めるらしかった。
 ようやく踊り場に身を持ちあげると、その場に潰れちゃった。

「休んじゃダメ。
 這い這い」

 あけみちゃんは両膝を折り、腰を掲げた。
 四つん這いになろうとしたんだろうけど……。
 両腕は背中に回ってるんだから、ムリってもの。
 上体は床に突っ伏したまま、お尻だけが天を向いた。

「あら、いい格好ね。
 アシスタントさん、後ろから見てやって」

 言われるまま、あけみちゃんの真後ろについた。
 高々と上がったお尻の割れ目に、ロープが喰いこんでた。
 肛門を隠したロープは、陰唇の狭間に消えてた。
 まさしく、消えてたの。
 喰いこんだロープの上に、陰唇が乗りあげてるんだね。
 まるで、陰唇がロープを呑みこんでるように見えた。

「ほら、あんよはじょうず」

 ともみさんは後ずさりながら方向を変え、2階に続く階段を背にした。

「階段、もう半分あるのよ。
 這ってたら日が暮れちゃう。
 起ってちょうだい」

 ともみさんはロープを手元に手繰ると、真上に引きあげた。
 ロープがあけみちゃんの顔に掛かり、口から鼻までひしゃげた。

「可愛くない顔になってるよ。
 ほら、立っちして」

 あけみちゃんは膝を繰り出しながら、懸命に上体を持ち上げた。

「はい、あと半分、頑張りましょうね」

 ともみさんは、後ろ向きに階段を上り始めた。
 あけみちゃんも、懸命について上がろうとするんだけど……。
 膝がガクガクしてて、足裏が階段を離れない。

「アシスタントさん。
 下からお尻、押してやって」

 一瞬ためらったけど……。
 あけみちゃんのお尻に触れる誘惑には勝てなかった。
 わたしの両手は大きく指を広げ、あけみちゃんのお尻に吸いついた。
 思いがけず、冷たいお尻だった。
 でもそのお尻は、わたしの手の中で生きてた。
 あけみちゃんの脚に力が入ると、お尻の肉も大きく動くの。
 柔らかい肉に、わたしの指が半分埋もれてた。

「あんよはじょうず」

 ともみさんは歌うように囃しながら、容赦なくロープを引いた。
 あけみちゃんは、太腿に腱の筋を走らせながら、懸命に段を上がる。
 そのお尻を、支えながら押し上げると……。
 柔らかい肉が左右に逃げて、尻たぶが開いた。
 お尻の谷間を渡るロープが、剥き出しになった。
 肛門の隠れるあたりは、わずかに色が変わってる。
 わたしは、押し上げるふりをして、わざとお尻を開いた。
 ロープを咥えた陰唇が、真上に覗いた。
 陰唇の周りには、毛が無いの。
 自分で処理してるのか、ともみさんが剃ってるのかわからないけど……。
 恥丘にひとかたまり残ってるだけ。
 肉厚な大陰唇だった。
 赤みを帯びた膨らみは、アケビの実を並べたみたいだった。

「もう一息。
 頑張れあけみ」

 そう言いながらともみさんは、ロープを小刻みに引いた。

「あぁっ。
 ダ、ダメぇぇぇぇぇ」

 あけみちゃんの歩みが止まり、悲鳴が零れた。
 わたしの手の平で、お尻の肉が激しく動いた。
 ロープは、わずかに緩んでは張り詰め……。
 容赦なく陰核を揉み潰してた。

「ほら、もう少し。
 アシスタントさん、しっかり押して」

 ロープを引き絞るともみさんに合わせ、お尻を突きあげる。
 あけみちゃんは、最後の2段を小刻みに駆け上がると、そのまま2階の床に転がった。
 横向きで海老みたいに身体を撓めながら、びくびくと痙攣してた。
 歯を食いしばって虚空を睨み、折りたたんだ両膝を擦り合わせてる。
 ともみさんが、止めを刺すようにロープを引いた。

「あぶ」

 あけみちゃんの瞳は、一瞬にして上目蓋に隠れた。

「あーぁ。
 またイッちゃった。
 ほんっとに、憎たらしいくらい、気持よさそうにイクよね」

 床に転げたあけみちゃんの頭が、ぐらぐらと揺れてた。
 口を零れた涎が、床板を汚してる。

「ちょっと、アシスタントさん。
 あなたもタイヘンなことになってるわよ」

 言われるまでもなかった。
 内腿が冷たかった。
 エッチな液が、膝まで伝い降りてた。

「あなたもイキたい?」

 視界が、上下にぶれた。
 我知らずうなずいてたの。

「そうねー。
 アシスタントには、報酬を払わないといけないわよね。
 じゃぁ……。
 特別サービスを付けましょう。
 立ちオナ権。
 わたしのツルツルまんこを見ながら……。
 ここで立ちオナする権利。
 いいでしょ?」

 そう言うとともみさんは、スカートをたくし上げた。
 人形のような下腹部が、宙に曝された。
 それだけでもう、背中の産毛が怖気立った。
 肛門を締めてないと、うんこが漏れそうだった。

 ともみさんは、バレリーナのように片脚を高く上げた。
 一直線に伸び上がった膝が曲がると、階段柱に足裏が着地した。

「ほら、見える?
 まんこ。
 わたしのって、下向いてるからね。
 じゃ、大サービス。
 開いてあげる」

 ともみさんの両手の甲が、股間で揃った。
 三つ指を着くように並んだ指先が、左右に開く。
 狭間に、肉色の花が咲いた。

第十五話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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新作追加「緊縛Live 川上ゆう・晶エリー」

緊縛現場動画HD版 同時公開です。

■川上ゆう

「川上ゆう 初出演緊縛Live」
 川上ゆうが初めて緊縛桟敷に出演した時の映像。
 あどけなさの残る顔が魅せる様々な緊縛美、
 エロく切なく可愛らしいくて抱きしめたくなる。

■晶エリー

「晶エリー 有名女優緊縛Live」
 旧名 大沢佑香、AV界のスターが緊縛桟敷に出演。
 名実共にトップの晶エリーが見せる苦悩と快楽の表情、
 緊縛とバイブに酔いしれ、モデルからM女性の素の表情へ…


アンダーカバー・SUMIRE 6

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■第6章 痴態

このままではマズイ。
私が口を割るまで、あの女は拷問はどんどんエスカレートさせていくに違いない。
今日の股間責めですら耐え抜くのが精一杯だったというのに、これ以上責め続けられたら・・・、それでも沈黙を守り通す自信なんかないわ。
でも・・・・、でも、私が捜査情報を漏らしたらどうなる。
公安○課がこれまで必死に追い詰めた今回のヤマ。その努力は水泡に帰すばかりか、悪党どもをのさばらせ、挙句はこの国を危機に晒すことになってしまう。
そんなことは、させるわけにはいかない!

私は監禁された暗い個室で、下腹部の痛みを堪えながらただ天井の一点を見つめ、自問自答を繰り返していた。
ほんの僅かな心の支えは、音信不通に非常事態を察知した味方の救助だった。
しかし、ここはいったいどこなのだろう?私自身にもわからない場所を、仲間が見つけ出せるとは思えなかった。
なぜなら、発信装置は社長私邸の書斎でガスに包まれた時、自ら咄嗟に破壊したため、そこを最後に私の居場所は途絶えてしまっているからだ。
やはり、ダメか・・・・。
絶望感と極度の疲労に完全に支配された私は、いつしか深い眠りの中に落ちて行った。

―――――――――――――――

「それで、君は無限地獄の苦痛から逃れるためなら捜査情報の提供も止むを得ないとだんだん思うようになっていったんだね。」
公安の取調室で正面に座る草八木課長は、興味深そうに目を爛々と輝かせ、煙草をゆっくりと燻らせながら静かに問いかけた。
まるで同意を求めるように。
「い、いえ、違います!私は決して拷問に屈する気はありませんでした。本当です!」
私は草八木の誘導尋問に咄嗟に反論した。
「なるほど、その時は“まだ”音を上げていなかったということか。まあいい。それで、奴らは次に君にどんな責め苦を加えたんだい?」

―――――――――――――――

私は聞き覚えのある男の声で目を覚ました。
いつの間にか、胸を大きく開いた白い薄手のワンピースに着替えさせられており、後ろ手に拘束された両手を縛るロープは、丸々露出した私の乳房をも上下からしっかり締め上げていた。

ハッとして私は正面に目を向け、そこに立ってこっちを見下ろしている男を睨みつけた。
暗崎社長である。
「その様子じゃ、どうやら手こずっているらしいな、NANA。もっと従順な娘かと思っていた私が甘かったようだ。」
暗崎は私の傍らにいる黒いキャミソールの女に語りかけた。
「心配なさらないで、お父様。必ず落として見せるわ。時間の問題よ。」
NANA。女の名前か?
お父様?ということは、暗崎の娘なのか。
この父娘の異例な年齢差を考えると、かなり遅くできた娘ということになる。
文字通り目に入れても痛くないほど溺愛された娘が、我侭放題育てられ、挙句はとんだサディストに成長したとしても不思議ではない。

NANAと呼ばれた女は、父親の期待に応えるかのように私の頭を力いっぱい押さえ込んだ。
あうっ!
私は顔を床に当てると同時に、思わず尻を大きく持ち上げるような格好にさせられてしまった。
NANAは素早く片手で私の背中を押さえて身動きを封じると、もう一方の手で巨大なシリンジを取り出し、ズブリと私の肛門に挿し込んだ。
あぁっ!な、なにするの!!や、やめ・・・・
NANAの手馴れた動作で見る見る私の体内に得体の知れない液体が注入されていく。
あぁあぁぁぁぁ・・・・・・・
「今からあなたには想像を越える痴態を演じてもらうわ。私とお父様の目の前でね。」
NANAはさらに充填済みの新たなシリンジを取り上げると、再び私の肛門から大量の液体を注入した。
液体が私の直腸を逆流し、体内の隅々まで浸透していくような経験したことのない不快感が私を呑み込んだ。

「浣腸プレイって聞いたことないかしら?でもね、このグリセリンには特別の調合が施してあるの。あなたに極限の腹痛を味わってもらうためにね。ふふふ・・・。」
「馬鹿言わないで!私はそんな趣味ないわ!やめなさい、こんなこと!!」
むきになって怒鳴る私は、間もなく腹の中に異常な変化を感じ始めた。
グルグルとまるで無数の手で内部から掻き毟られるような。
この様子を見たNANAはゴム製の栓を私の肛門に深く挿し込むとそれを革ベルトでしっかりと腰周りに装着した。
「今から激しい腹痛と強烈な排泄感があなたを襲うわ。でも、そのどちらからもあなたは逃れることができない。白状すると言わない限りね。」
「好きにするがいいわ!私はこんなことに負けない!」
NANAの恐ろしい予告は、すぐさま現実のものとなって現れた。
うぅぅぅ・・・、うわぁあぁぁ、うぐぐぐぐ・・・・・!!
あたかも重度の食あたりを起したような凄まじい痛みが腹の中を抉るように走り回る。
と同時に、腸内の排泄物がグルグルと音を立てながら肛門に突進する。
私は全身から脂汗を噴き出しながら、両手両足を縛られたまま床を転げまわった。
突然、ムズッとNANAのハイヒールが仰向けになった私の腹を踏みつけた。
「さあ、言ってごらん。ウ○チをさせてくださいって。はははははは・・・、どう、あなたの情けない姿。これでも敏腕エージェントって笑っちゃうわね。はははははは・・・・。」
グワァァァアァァァーーー!!く、苦しい・・・・・痛い、痛い、痛い!!!
暗崎とNANAが意地悪い笑みを浮かべて見つめる中、七転八倒する自分のあられもない姿を想像すると、私は羞恥と無念さではちきれそうになった。
「もっといいことしてあげるわ。」
NANAは私の髪を掴んで柱を背に座らせると、なんと股間にローターを当て始めたのだ。

ローターの振動が股間を起点に全身を貫く。
腹痛と排泄感がますます増幅されるとともに、意に反した強制的な快感が中枢神経を刺激し、ついに私は発狂寸前にまで追い込まれてしまったのだ。
そのような尋常でない状態がどれくらい続いたのだろう。
ほんの短い間だったのかもしれないが、私には永遠にも感じられる地獄の時間だったことはたしかだ。
やがてもの凄い解放感と異臭に包まれた後、そのまま私は悶絶してしまった。

文章 蝉丸
写真 杉浦則夫
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