昭和緊縛史 第17-18集

今週の緊縛桟敷での旧原稿の掲載は篠本かとみです。
篠本さんは今回発売の昭和緊縛史の17集にも収録されておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

また、このCD-ROMには、下記のような当時を振り返った杉浦則夫手記や、マニアの皆様による情報を掲載した小冊子が同封されております。

篠本かとみ(第十七集 収録)
篠本かとみ初出はSMセレクト82年9月号のグラビア「浣腸讃歌」、モデル名中園裕子。ほかに清川鮎の別名あり。色っぽい顔とグラビア映えするスレンダーな体つきで人気が高いです。清川鮎という別名もある。<情報提供>

田中まきえ(第十八集 収録)
田中まきえ剃毛の効果がよくでるには恥丘のひろがり、大小陰唇の未発達ぐあいがそろうと股縄二本でぎりぎりに隠れ、恥丘にくいこむ縄筋がエロチックだ、まきえがまさにそんな股間部をかねそなえた18歳でした、プロダクションから説明も受けず撮影現場に入ったまきえは「毛を剃ります」とやぶからぼうに告げられ顔を真っ赤にして恥じらったが、編集者に片隅においやられて呻きながら剃毛されていた、まきえのように美しく剃りあがる子の恥毛は毛が細く柔らかくみずみずしい毛質だ。初めての撮影のようで、大変な仕事だと観念して大変協力的であった。-けごん旅館-<杉浦則夫手記>


昭和緊縛史 第17-18集 同時発売開始

緊縛桟敷キネマ館 にて発売中
杉浦則夫緊縛桟敷

北谷静香

今週の杉浦則夫緊縛桟敷の更新は、北谷静香。
マン。レイが唇を女の性器にみたてて作画して以来、多くの作家が美しい唇の画像をてがけた、北谷静香のそれはそんな作家たちの琴線をふるいたたせるほどに美しく色気ずいている、米国女優のアンジェリーナ。ジェリーにならぶほどに艶ぽくある、またダッチワイフのごとく男の性器をくわえんとするがごときに開くさまはまさに天性の娼婦を想わせる。だがいったん公の場にあれば大企業のOLとして凛々しく働く、マネートレイディングなどで小銭を稼ぐ今の若者だ。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載

川上ゆう 新作のご案内

昨年末に川上ゆうさんを極寒の中縛り上げた作品が
ついに公開致しました。

前半は、
言葉による心の追いつめから、自慰そしてスパンキング、最後は吊りで果てます。
言葉責めでは神田つばきさんも出演しています。上記作品ページ→

後半は、
麻縄と足での踏みつけによる顔面うっ血の首締め、美しいポーズを多数収録し、
失禁放尿、つり上げてのバイブ責めもあります。上記作品ページ→

皆様どうぞ、川上ゆうちゃんの緊縛映像を高画質HDにて堪能下さいませ。
緊縛桟敷キネマ館 にて発売中

顔にグルグル巻きに縄をかけられて

川上ゆうさんのメール

全身恐怖にかられ、呼吸をいつしていいのかわからなくなってしまった。いままであのような経験ははじめてだった。

※上記画像は次週、杉浦則夫緊縛桟敷で公開される「北谷静香」さんの原稿です。

状況
ドグマVTR撮影中に直立姿勢で首から下を等間隔に縄がけされている、そこへ包帯を巻くがごときに顔に縄がけされる、まるでミイラのごときにされたときに混乱発狂した、全身の血行不良に陥り、酸欠におちいったのか?

神田つばき
血行を止められて酸素が脳にまわらなくなる酸欠ですね、ボーとしてきてなにも考えられなくなり真っ白な世界をつくる、最初はお母さんに頭をなでていられるような心地いい感じから縄が顔の肉をぐにゃぐにゃしているうちにこの酸欠がおこりはじめる、私の好きな感じ。

須永佐和子との会話
————–
須永佐和子)
鼻責めの上からラバーで口と鼻を塞がれたいです。被虐さと共に失神したい。
顔の縄責めは可能なら開口器具のようなモノをくわえて巻かれたい。時間とともに唾液を流したい…
顔に蝋燭は未体験…舌に蝋燭を垂らされてみたいです。目隠しはナシですね。

そうです。晒し者になって、周りからの見下された視線で、精神を徐々に壊されたいです。 精神崩壊に近づいたら、奴隷扱いにされたいです。私の体も心も意志を持たない、ただの塊になりたい。
空洞化への意識は感じていると思います。辱めを受け、見世物になっている→自我を自ら押し出すのでは…ヒトであることを辞めたい、と思わされたら。
奴隷は性奴隷でしかないです。ダルマ女に憧れています。肉塊状態になったら離れて行った自我がどこかで満足感を独り占めしていそうですね。『ただの塊になっても、ヒトの為になってるじゃん』とか行って。

杉浦則夫)
鼻責め、顔にグルグル巻きの縄責め、ローソクを顔にたらす、佐和子の快感をよそにコーヒーを沸かしてゆっくり飲む。
その責めのうちにあってなにを感じるのか、イメージでよし、美醜の醜悪さを取り囲む人に見られたいのか、心を壊される時間のうちには空洞化する感覚を意識は感じているのか、その後の奴隷はどんな姿をイメージするか、最終の塊はいわゆる放置か、
違う、崩壊された肉体、感覚は空にある肉体の浮遊、自由、輪廻転生

七咲楓花

ドグマM女軍団のトップで活躍されています七咲楓花さんです、撮影日が初対面でした、人気者のモデルさんであるから朝からかなりパワフルな展開になるだろうと予測したが、会ってみるとナイーブさと従順さを感じる女性でありながら反面意思の強さもみられるひとである。
アニエスベーで買った白のワンピースがよく似合い衣装を決定、下着もワコールの高級品これでOK。一枚目のカットをとる、おたがいに固い緊張「家ではどんなことをしているのですか」「好きな食べ物はなんですか」まるで初心者の撮影時の会話だ、エネルギーを被写体が全部吸収している。
すかさず首輪をかけてみる、やっと落ち着いた、七咲楓花の体はとても柔らかくしなやかです、縄の拘束をそのしなやかさで痛みをコントロールして受けている、「脚を開いて、太ももに縄をかけて」恥じらいがはしる楓花の顔に小悪魔な表をみせる、女優緑魔子の生き写し、可愛い小悪魔のM女さん。吊りにうつりましょう、太もも一本吊りの苦痛にも快楽にかえて吊り下がっている、これからM女軍団をひきいる人だとかんじいる。お尻の可愛さもひとがらか。

杉浦則夫緊縛桟敷 より原稿掲載