緊縛桟敷キネマ館 コンテンツ
「撮り下し動画」にて、川上ゆうさんのHD版 刑罰編が本日発売開始となりました。
上記作品のページです→
■川上ゆう 刑罰編
川上ゆう 駿河問い、吊り、拷問、石抱、三角木馬、摂関、
ロウソク、涙、感想少し。
石を腰に吊られたままの駿河問いでは限界を超えた川上ゆう。
石抱、三角木馬等様々な拷問に耐え抜いた後には、
股間やアナルをロウソクで散々責められて悲鳴を上げます。
DVD付録写真集の本編を再編集し、未収録を加えダウンロード配信開始!
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■川上ゆう 刑罰編
川上ゆう 駿河問い、吊り、拷問、石抱、三角木馬、摂関、
ロウソク、涙、感想少し。
石を腰に吊られたままの駿河問いでは限界を超えた川上ゆう。
石抱、三角木馬等様々な拷問に耐え抜いた後には、
股間やアナルをロウソクで散々責められて悲鳴を上げます。
DVD付録写真集の本編を再編集し、未収録を加えダウンロード配信開始!
本作品のモデル「岩城あけみ」の緊縛画像作品はこちらからご購入可能です。
わたしが夢から醒めたときには……。
もう、窓からの光が、だいぶ傾いてた。
一瞬、自分がどこにいるのかわからなかったけど……。
剥き出しの下半身が、すべてを思い出させてくれた。
裸のお尻に、鳥肌が立ってた。
教室を見回しても、ともみさんもあけみちゃんもいなかった。
今度こそ、置いてかれたみたい。
誰もいない教室で、下半身裸でいることが、いたたまれなかった。
誰かに見つかるんじゃないかって、恐ろしくなった。
わたしは、隠しようもない下腹部を晒したまま階段を駆け降りた。
「あぁ」
安堵の溜息が、声になって零れた。
1階の床には、わたしのスカートと鞄が落ちてたの。
わたしが戻るのを待ってくれてたみたいに。
鞄はともかく、スカートが無ければ、校舎を出ることさえ出来ないんだからね。
ほんとにホッとした。
ショーツは見当たらなかったけど。
スカートを着けてあたりを見回した。
でも、あの2人の姿はもちろん……。
あの2人の持ち物も、何ひとつ残ってなかった。
わたしを置いて、2人で行っちゃったのかと思うと、切なかった。
でも、スカートや鞄を置いてってくれた気持ちが、すごく嬉しかった。
わたし、小学校のころ、虐められてた時期があってさ。
よく、持ち物隠されたんだよね。
鞄を抱えて木造校舎を出ると、体育館脇の通用口から新校舎に戻った。
鍵が掛かってるんじゃないかって心配したけど、大丈夫だった。
人影のほとんど無い新校舎を駆け抜け、寄宿舎まで一直線。
その晩は、なかなか寝付けなかった。
疲れてたはずなのにね。
ともみさんとあけみちゃん、2人と知り合えた興奮が収まらなかったんだ。
新しい友だちが出来たっていうより……。
わたしにとっては、肉親に出会えたみたいなもの。
そう、“変態”という血を分けた、かけがえのない肉親なんだよ。
翌日は、放課後が待ち遠しかった。
もちろん、また2人に会いに行こうと思ってさ。
終礼のチャイムが鳴ると、真っ直ぐに体育館脇に向かった。
人通りの絶えたタイミングをはかり、通用口を抜ける。
踏み段から駆け出したわたしの脚が……。
止まった。
無かったのよ。
木造校舎が。
確かにきのう、木造校舎のあった場所は、テニスコートになってた。
わたしは、ふらふらとコートまで歩いた。
確かに、ここだったはず。
でも、何度見回しても、何もない。
まだ部活が始まってないらしく、コートには誰もいなかった。
テニスボールがひとつ、赤土の上に転がってた。
いくら何でも……。
たった一晩で校舎が取り壊されて、テニスコートに変わるわけがない。
場所を間違えて覚えてたんだって思った。
記憶が混乱してるんだって。
それから、校内を探しまわった。
隅から隅まで探した。
でも……。
木造校舎なんて、どこにも無かったの。
小さなものを探してるわけじゃないんだよ。
校舎なんだからね。
見つからないわけ、無いじゃない。
もちろん、諦めきれなかった。
翌日も探した。
その翌日も。
でも見つからない。
勇気を出して、新しいクラスメイトにも聞いてみた。
木造校舎への行き方。
答えはひとつだった。
そんなもの知らないって。
みんなして口裏合わせて、わたしに教えないんじゃないかって思った。
やっぱり、わたしの友達は、あの2人しかいないんだ。
探すうちに、どんどんそう思いこんでいった。
絶対見つけてやるって……。
意地になった。
何日探したろう。
その日の放課後も、木造校舎への入口を探して、校内を歩きまわってた。
そしたら、体育館脇の通用口あたりで、音楽の先生と鉢合わせしたの。
ていうか、その先生、わたしのこと待ってたみたいなのよね。
転校して間もなかったから、音楽の授業を受けたのは、まだ数えるほどだった。
でも、初めての授業のときから、ヘンな気がしてたんだ。
わたしのこと、じっと見るの。
転校生だから、気にかけてくれてるのかなとも思ったんだけど……。
なんか、粘り着くみたいな視線を感じてね。
で、わたしは一礼して擦れ違おうとしたんだけど……。
先生に声をかけられた。
「棚橋さん?
だったわよね」
「はい」
「何かお探し?」
「い、いいえ。
別に」
「それじゃ、少しいいかしら?
お話ししたいことがあるの。
音楽室に来てくれない?」
気が進まなかったけどね。
転校早々、教師に楯突くわけにもいかないし……。
渋々、後をついて行った。
音楽室の扉を開けると、中は真っ暗だった。
窓に緞帳が下がってたの。
暑かった。
「今開けるわね」
先生は、教壇に近い緞帳を、一面だけ開けた。
窓の外から西日が射して、床材の木目に伸びた。
新しい鉄筋校舎だったけど……。
音楽室だけは、床も壁も、木製だったんだよ。
先生は、窓も少しだけ開けた。
「あんまり、風入らないわね。
少し暑いけど、我慢して。
寮に帰ったら、お風呂入れるでしょ?
あ、そこ座って」
先生は、ピアノ椅子を指差した。
グランドピアノの前に据えられた椅子。
一瞬、試験でもさせられるのかと思った。
でも違った。
「部活とか、決まった?」
「いいえ」
「よかったら、写真部に入らない?
わたしが顧問をしてるの」
「はぁ」
「どうやら……。
わたしのこと、覚えてないようね」
わけもわからず、先生を見上げた。
「それじゃ、これならどうかしら?」
先生の両手が、顔の脇まで上がると……。
メガネのセルフレームに添えられた。
フォックス型の黒セルだった。
先生は、メガネをゆっくりと外した。
「あ!」
「やっと、気がついてくれたみたいね」
メガネフレームの外れた顔は、つるんとした卵みたいだった。
そう、その顔はまさしく、あの「あけみちゃん」にそっくりだったの。
でも、木造校舎で見た「あけみちゃん」は、間違いなく同年代の子だった。
それに対し、目の前の先生は、どう見ても二十代後半……。
ひょっとしたら、もっといってたかも。
「会ったでしょ、この顔に?
木造校舎で」
わたしは、うなずくしか無かった。
「もっとも、年齢は違うけどね。
あの子、誰だと思う?」
「妹さん、ですか?」
「ハズレ。
あの子の名前、覚えてる?」
「あけみ……、ちゃん」
「そう。
そしてわたしの名前は……」
先生は、扉の脇を指差した。
そこには、火元責任者を表示するプレートが掛かっていた。
プレートに書かれた名前は……。
第二十話へ続く
文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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本作品のモデル「岩城あけみ」の緊縛画像作品はこちらからご購入可能です。
新谷彩夏「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。
川上ゆうさんから突然に新谷彩夏というすごいモデルがいるからぜひ撮ったらとメールが入り、問い直してみるとVTRで縛りの撮影シーンを共演したが初めてにしてこんなに縄の似合う子はめずらしいと感心したという、さっそく手配して今回の撮影にのぞむ。
小柄でEカップのバスト、色白の21歳の肌、ハート形のはりのあるお尻、縄の似合う細い腕そのうえ柔らかくしなる体型、今後をおおいに期待できるモデルさんだ順次調教してみたい。
調教といっても排泄とか鞭、針とかの凄惨なプレーではなく縄に酔う美しい女に仕上げれればと期待する、本人もOLを退職して本格的なタレントとして始動する決意をしたらしい。
毎回のロケ場所である蔵の狭い二階に私にしてはめずらしくスパッツ(いわゆるももひき)をはかせて始める、暗い背景に暗めの衣装で顔だけが浮いてしまったが、スパッツをぐいと下げて尻をむきだすと白い尻が暗闇に美しいコントラストを作って花のようにみせた。
彩夏は慣れない撮影に緊張ぎみで尿意をうったえるが、この美しい尻と人前での排泄の恥じらいはぜひ見てみたいと強引に差し出した瓶に小水の排泄を命令するが、慣れない排泄姿勢と人前での恥ずかしさが災いして小水はこぼれない。
待つこと数分の長い静寂のなかでカメラをかまえて待つ、キラリと最初のひと雫がたれたが無情にも彩夏のバギナは閉じてしまう、アァと失意で目を閉じた瞬間に、この時にはどんな音楽もかなわない待ちに待ったジュワーと私をフルイタタセル天の音をききつけ、美しい尻彩夏のあそこから出る猥褻な音色に誘われて一段とエンジンがかかる。
いまひとつスパッツを膝まで降ろして開脚に縛ったいつもはありがちなシーンではあるが、今日はなぜかすごく新鮮にうつる。それも雪肌の白パンツの白に、黒のももひきのコントラストがきわだったから私の目を驚かせたのであろう。
快調にすすむ撮りだし、こんな時は用心しないとあとにブラックホールが口を開けて待っている。
案の定なかだるみ、つくったのではない彩夏の可愛さを撮ろうと意識を集中したのがいけなかった。
彩夏の美しさは動にあり、止まると半減する。
それが出来上がった写真を見ての私の感想である、終盤にはそれをもちなおして彩夏の柔らかい体をつかい吊りをとってあります。
新谷彩夏「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。
緊縛現場動画HD版 公開です。
年始に過去の現場動画を3モデル1セットにした作品も2タイトル配信開始されております。
「真咲南朋 美尻女の笑顔が消えた時」
尻フェチにはたまらない、美しいお尻の真咲南朋。撮影開始では和気あいあいの余裕を見せるが
撮影が進むにつれてやがて笑顔は涙で埋め尽くされる。ヨダレを垂らして陶酔する彼女をどうぞご覧下さい。
「セット05 緊縛Live」
黒田ユリ・大貫希・平沢里奈子
セットでは全てのモデルの画像も各20枚づつ
ダウンロードできます。
「セット04 緊縛Live」
宮咲志帆・椎名りく・福永あや
セットでは全てのモデルの画像も各20枚づつ
ダウンロードできます。
本作品のモデル「岩城あけみ」の緊縛画像作品はこちらからご購入可能です。
このあたりからは、いっそう記憶が混乱してるの。
ともみさんが、あけみちゃんのお尻を覗きこんでるんだけど……。
いろんなシチュが、ごっちゃになってる。
ほんとに見たことなのか……。
わたしが頭の中で作り上げた映像なのか、はっきりしないのよ。
あけみちゃんが、机にお腹を伏せてるシーンも見た。
机に被さるようにお腹を預けてるんだけど……。
なぜか、制服の上着を着てるのよね。
ひょっとして、綿棒の前のシーンなのかな?
はは。
こんなこと聞かれたって答えられないよね。
で、制服の上着は着てるんだけど……。
もちろん、下は丸出しのまんま。
上着の紺色と、ハイソックスの紺色。
2つの紺色の間は、真っ白な肉色。
その格好であけみちゃんは、両足首を縛られてた。
机の前に垂れた両手首からも、縄が伸びてる。
ともみさんは、あけみちゃんの真後ろにしゃがんでる。
顔のすぐ前が、あけみちゃんのお尻。
ともみさんの右手の指先が、お尻の割れ目をなぞってる。
「ふぅぅぅん」
あけみちゃんが、顎を仰け反らせるたび……。
真っ白な尻たぶが絞られて、おおきな窪みが出来た。
「あけみ……。
指、入れてあげようか?」
「あひぃ」
あけみちゃんは、髪を振り乱しながらうなずいた。
ともみさんの指が、いったん尾骨のあたりまで上がり……。
ゆっくりと割れ目を下りていく。
指が止まった。
あけみちゃんの身悶えも止まった。
懸命に身じろぎを我慢してるみたいだった。
頬が微かに痙攣してる。
「ぎゃん」
ともみさんの指先が消え、拳が尻たぶまで届いてた。
あけみちゃんは全身を硬直させ、太腿に腱の筋を走らせた。
両目はいっぱいに開かれ、眼球が零れ落ちそうだった。
代わりに、口元からは泡が噴き零れた。
机の脚が、ポルターガイストのように踊りだす。
激しく痙攣しながら、あけみちゃんは意識を飛ばした。
ともみさんが、ゆっくりと起ちあがった。
スカートを脱ぎ落とす。
もちろん、ショーツは穿いてない。
スクールベストの下に、剥き出しのお尻が張り詰めてた。
上は普通に着てるのに、下半身は剥き出しの女子高生が2人。
ひとりは机に突っ伏し、泡を噴いてる。
もうひとりが、その上にのしかかる。
両膝を大きく割り、剥き出しの下腹部を寄せる。
突き出たお尻に、股間を密着させた。
両手で、張り出したお尻を抱える。
腰を振り始めた。
何をしているのか、はっきりとわかった。
というより……。
いつの間にか、わたしの意識に入れ替わってたみたい。
わたしは、勃起した陰核を、柔らかな臀部に摺りつけた。
動物のように尻を振った。
無数の目が、わたしを囲んでるように思えた。
咆哮したいほどの悦びが、脊髄を突き上げた。
俯せていた顔が、わたしを振り仰いだ。
それは……。
あけみちゃんのようにも……。
ともみさんのようにも……。
いや、わたしのようにも見えた。
わたしは、その顔に微笑みかけた。
顔の口元が動いた。
何て言ってるんだろう。
そうか、わかった。
「かけて。
顔にかけて」
そう言っているのだ。
わたしは、机を回りこんだ。
片足を机にあげ、股間を突きつける。
生首のように頭を抱え、照準を合わせた。
「出る」
あけみちゃんのような、ともみさんのような、わたしのような顔に向けて……。
思い切り、放出した。
あれは、おしっこっだったのだろうか。
それとも、膣液?
あるいは……。
あのときだけ、射精できたのかも知れない。
だって、股間の前の顔が……。
瞬く間に白濁してったんだもの。
糊に埋もれたような顔の中で、口元が微笑んだ。
刹那、場面が転換した。
あけみちゃんは、いつの間にか全裸になってた。
でも、紺のハイソックスと靴だけは履いてたの。
その姿は……。
完全な裸より、ずっとずっとイヤらしかった。
イヤらしいオブジェ。
そう。
あけみちゃんは、生きながらオブジェになってた。
不思議な格好だった。
両足を揃えて立ってるんだけど……。
上体を、大きく前に倒してるの。
ていうか、ほとんど二つ折りだね。
おっぱいが、太腿にくっついて潰れてた。
膝下にぶらさがった頭から髪が垂れ、床を掃いてた。
その姿勢で、あけみちゃんの身体には縄が打たれてたの。
二つ折りの背中と太腿を束ねる縄。
肩から伸びる両腕は、膝脇を通って後ろに回されてた。
その両手首を戒める縄。
もう一本の縄は、揃えた足首を何重にも締めあげてる。
でもね。
そんな苦しい格好をしながら……。
あけみちゃんの面差しは、微笑を湛えてるようにさえ見えた。
日本史の教科書に載ってた仏像みたいだった。
どうしてあんな顔してられるんだろうって、不思議に思えた。
でも、そのわけは、すぐにわかったの。
後ろから、ともみさんが見てるからだって。
横から見てるわたしには見えなかったけど……。
二つ折りになるほど上体を倒してるんだから、後ろからは肛門まで丸見えだったはず。
肛門から性器までを、ともみさんに晒してる安心感……。
それが、あけみちゃんの顔を、仏さまみたいにしてたんだと思った。
でもね。
ともみさんの姿は、どこにも見えないのよ。
両手首と両足首を戒めた縄が、真後ろに伸びてるんだから……。
その縄を握るのは、ともみさんのはずなんだけど。
でも、姿が見えない。
縄の先は、中空に溶けこむように消えてた。
じゃあ、あけみちゃんはなぜ、安心しきった顔をしてるんだろう……。
そう思ったとき、あけみちゃんが僅かに身じろぎした。
縄目が、ひとりでに締まったみたいに思えた。
でもその瞬間、あけみちゃんは、口角を上げて微笑んだの。
それで、すべてが腑に落ちたっていうか、あぁ、って感じで呑みこめた。
ともみさんは、あけみちゃんを戒める縄になってたんだって。
どうして、そんな有り得ないことを納得できたのか不思議なんだけど……。
やっぱり夢の中の理屈なんだろうね。
そう。
あけみちゃんと、縄になったともみさんは交合してたのよ。
わたしの想像が正しいことを裏付けるように……。
縄はひとりでに解けると、床にわだかまった。
あけみちゃんの身体が、床に沈んだ。
身体ごと差し出すように、伸びた縄に沿って身を横たえた。
縄に添い寝するみたいだった。
それからの光景は……。
まさに、人と縄とのセックスだった。
縄は、自ら身悶えながら、さまざまに形を変えた。
人はそれに応え、身体をくねらす。
真っ白い肌に……。
焼き鏝があてられるように、縄目が刻まれていく。
「あぁ」
人が、吐息を漏らした。
縄が、股間に潜りこんでた。
「はぅぅ」
縄が、股間で張り詰めた。
縄目が、性器に食いこんだ。
「はぅっ。
はぅっ」
人は、海老のように身を折りながら、激しい呼吸を始めた。
半眼だった目が、大きく見開かれてた。
いつしか、わたしも縄になってた。
もう一本の縄と撚れ絡みながら、さらに白い肌を求めた。
床板を這い回り、紺のソックスに巻き上がる。
太腿を戒めながら、競うように股間に潜りこむ。
泥濘の中で、張り詰める。
「あぎ」
人が、断末魔を噴き零した。
2本の縄は、容赦なく責め上がる。
痙攣する下腹に、鮮烈な縄文が刻まれた。
「がっ」
灼熱の火柱が、人の脊髄を吹き抜けた。
人は、一瞬にして空洞となった。
刹那……。
撚れ絡む2本の縄も燃え尽き……。
崩れ落ちた。
第十九話へ続く
文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
—————————————————————-
本作品のモデル「岩城あけみ」の緊縛画像作品はこちらからご購入可能です。