桃井早苗×緊縛桟敷

桃井早苗「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。

最近の緊縛桟敷の掲載女性は緊縛に関心をもつ人が多い、それぞれに個性があり彼女たちは面白く話してくれる。

先日のキネマ館で撮影したの舞野マヤさん(未発売10月下旬発売予定)の吊りのシーンでは、吊りの最中に乳首を刺激されたのがきっかけで絶頂感にたっする見事なシーンの撮影をすることが出来ました。
ある女性は股縄をされ放置されてまたの縄の感触を楽しむ、
ある者は衆人の前に晒されたおのれの猥褻な姿態を恥じて興奮する。
桃井早苗は昭和時代にみられた女、縄を胸に一巻きされただけでそれに感じ体のバランスをくずしてしまう、
早乙女宏美が云うには縄拘束にも前戲、さいちゅう、後戲があるというが、
早苗の場合は最初からトップギアに入り、緊縛師の前に佇んだ時に彼女はすでに縄に犯され脳裏は空白な女になっていたことであろう。

こんな女の縛られた姿の全身と細部、指と足指をみていただきたい、まるで浮世絵に描かれた女たちの悦びを極めた足指の形を作っている。
瞳は視力を失い空白と闇をみつめるようだ。
全身を縄にあずけ拘束の痛みを快楽で溶かす女、愛を求め愛に殉じる少女、よく見てご覧もうこ斑が残っている。

早苗は今ヨーロッパで長田氏が行う緊縛指導に同行している、かの地の人々に早苗の縄拘束された情感が理解され共感をえることができたかを、10月なかばには帰国の予定と聞くからその様子をうかがってみよう。

桃井早苗「杉浦則夫緊縛桟敷」にて掲載開始。

放課後のむこうがわ 3

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放課後のむこうがわ 3

「ふふ。
 待ちきれないって顔ね。
 それじゃ……。
 わたしの質問に、ちゃーんと正直に答えたら……。
 ご褒美をあげるわ。
 いい?」

 あけみちゃんの頚が、上下に振れた。
 肩先を包む髪が、大きく戦いだ。

「それでは、第一問。
 夕べは……。
 わたしのことを思いながら……。
 オナニーしましたか?」
「……」
「しましたか?」
「……、はい」
「声が小さい!」
「しました」
「何を?」
「……、オナニー」
「ちゃんと続けて言って。
 小学生じゃないんだから」
「オナニー、しました」
「よろしい。
 それでは、第二問。
 どこでしましたか?」
「お部屋のベッドで」
「ふーん。
 いまいち、つまんないわね。
 ま、一番集中できるとこではあるけど。
 それじゃ、第三問。
 どうやってしましたか?」
「指で……、しました」
「指で、どうしましたか?」
「触りました」
「どこを?」
「あそこです」
「あそこじゃわかりません」
「クリ……、ちゃん」
「あんなヤらしいとこに、ちゃんづけしてどうすんの。
 あれはね、陰核っていうの。
 ほら、もう一回言って。
 どこを触りましたか?」
「……陰核」
「そのときは、裸でしたか?」
「パジャマの上は、着てました」
「ということは、下は?」
「裸です」
「パンティも?」
「脱いでました」
「どんな格好でしましたか?」
「ベッドに正座して……」
「ふふ。
 こないだ言ってた格好ね。
 正座したまま、上体だけ前に倒して……。
 顔を布団に埋めるっていう?」
「はい」
「どうして、そんな格好でするようになったの?」
「声が……」
「あ、そうか。
 部屋の外に聞こえるほどの……。
 はしたなーい声が出ちゃうわけね。
 それで、顔を布団に埋めて堪えてる。
 それでも漏れちゃうでしょ?」
「お布団、口いっぱいに頬張って……」
「ありゃりゃ。
 終わった後は、布団ぐちょぐちょ?」
「はい」
「あー、ヤらしい子。
 それでは、そんなヤらしいちゃんに、質問を続けます。
 その格好で、どうやっていじるんですか?」
「手を、身体の下から伸ばして」
「股ぐらをいじくるわけね」
「はい」
「お尻丸出しで?」
「はい」
「ほんとは、その格好……。
 誰かに見られたいんじゃないの?
 お尻の穴まで晒してる姿を」
「み、見られたいです」
「誰に?」
「ともみさん」
「よろしい。
 じっくり見てあげるね。
 でも、その前に……。
 わたしのを先に見てもらおうかな。
 すっかり気分出ちゃった」

 そう言ってともみさんは、タータンチェックのスカートをたくし上げた。
 純白のショーツにくるまれた、丸々としたお尻が見えた。
 何かスポーツでもやっているのか、筋肉みたいなお尻だった。
 両手が、布地を捲り下ろした。
 お尻の割れ目が、一瞬だけ見えた。
 でも、スカートの裾が落ちて、すぐにお尻は隠れた。
 ともみさんは上体を折ると、片足ずつ上げて、足首からショーツを抜いた。
 再び直立したともみさんは、小さく丸まったショーツを、指先でぶら下げた。
 あけみちゃんの目の高さまで上げたショーツを、風鈴みたいに振った。

「ほしい?」
「ちょうだい!」
「だめー。
 この前みたいに、口の中に押しこまれたら……。
 穿いて帰れなくなっちゃうもん。
 グチョグチョで。
 今日は、匂いだけね」

 ともみさんが、腕を真っ直ぐに伸ばした。
 あけみちゃんは懸命に顔を突き出し、布地の匂いを嗅ごうとしてた。

「はいおしまい」
「あぁっ」

 ともみさんは、床に置いた鞄の上にショーツを落とした。
 鞄に、白い花が咲いたみたいだった。

「今日は、おあずけ責めにしてあげようか?
 ふふ。
 切なそうな顔して……。
 可愛い。
 それじゃ……。
 もっと切なくなってもらいましょう」

 ともみさんは足幅を開くと、スカートの裾を持ち上げた。
 胸前に、扇のように広げてる。
 後ろからだと、お尻も隠れてるけど……。
 前から見たら、下半身全開よね。
 あけみちゃんの目は、扇の要に釘付けだった。

「どう?」
「……、綺麗」
「また剃られちゃったのよ。
 変態先生に」
「いや!」
「何が?」
「ほかの人のことは、言わないで」
「ふふ。
 可愛い子。
 ほんと、苛めたくなっちゃう。
 実は、わたしさ。
 ほんとにツルツルだった子供のころ……。
 男の人に、こんなふうに見せられたことがあるんだ。

第四話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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食虫花 ~美少女・内山遙~8

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第八話【処女開発】

さて、筆者としては、内山遙さんの物語を書くにあたり、本作執筆中ずっと、パソコンの壁紙として彼女を飾らせて頂いた。彼女の性格や、家族・交友関係などを設定し、なるべく感情移入を心がけたつもりである。
もともと、見るからに愛らしいく、透明感のある方だったので、程なく彼女の魅力に取り込まれてしまった。だから処女喪失の場面は、出来れば美しい描写にしたいと願ったが、鬼畜教師・林田の邪悪な願望に、強く押される形で物語は進行していく。

教室の空気は淀み始めていた。
締め切った教室。少しずつ、温度が上昇している。高まる興奮に比例する中年男の発汗。そして、あの嫌な体臭が空気を汚染し始めていた。遙の呼吸に乱れがある。
死ぬほど恥ずかしいM字開脚の格好で、椅子に縛り付けられた少女は、その姿勢以上に息苦しさを味わっていただろう。
無防備に開けられた股間を、林田は目を細めて覗き込んでいた。

「どうせ男とハメまくりなんだろ」
「し、知りません!そんな事!」
「とぼけてもダメだぞ、今からココを調べてやるからな」
遙の相手は大学生だ。どれほどの期間付き合っているかは知らないが、こんな美少女の体に手を出さなどという事は、エロ教師には考えられない。純愛であるはずが無かった。だから、彼女が処女か非処女かに関しては、“ハズレ”であると諦めている。花弁を割り、子房の口を眼前に晒すまでは。

(ひょっとして、本当に処女なのか?)
綺麗なピンク色をした肉襞である。ごくりと唾を飲み込む。
指を差し込むと、遙は全身を緊張させた。硬い。膣の浅い部分で処女膜が、彼女の貞操を守っているのが分かった。紛れも無く処女である。「今時」と言えばそれまでだが、これまで対象とした“目立たず、交友関係も狭い”はずの少女達でも、処女でない者が多く含まれていた。(何にも知らないような顔をして、やる事はやってやがる!)自分の事は棚に置き、怒りに似た感情を覚えた。これほど“環境”に恵まれた強姦魔であっても、処女に当たる事は至難の時代になっている。

「おまえ、彼氏に大事にされていたんだな」
くくくっ。自然と笑いが込み上げてきた。恋人よりも先に、お前が馬鹿にし、蔑んでいる中年男に、これから処女を奪われる気分はどうだ。
悔しい…こんな奴に。そんな遙の表情に、林田は益々加虐心を煽られる。

彼には、一度やってみたい事があった。
保管されていた棚の中に医療用の綿棒を見つける。教え子の陰部をネットリと嘗め回し、自身の唾液で浸す。まだ誰にも見られた事の無い大切な場所を暴く。そして唾液で滑った綿棒を差し込むと、処女膜を少しずつ広げていった。襞状の器官が、ヒクヒクと開閉する。遙の貞操はその向こうにあった。

頃合を見て指を一本差し入れる。ヌルリと入った。肉壷の奥で徐々に愛液が染み出してきたのが分かった。唾液と愛液が交じり合う。さらに丹念に、磨き上げるように扉をなぞり、徐々にこじ開けていく。少女は細い声で、「い、いや…やめて…いやぁ」と虚空にSOSを打ち続けた。
遙は、自身の股間に、これまでにない熱を感じている。指の数が二本になり、三本になる頃には、臀部へ垂れ出した愛液が四筋五筋と濡れ光っていた。

第九話へ続く

文章 やみげん
写真 杉浦則夫
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緊縛桟敷DVD-ROM 新作 川上ゆう 刑罰 etc…

今回は刑罰の川上ゆうさんや、学生風のまゆらさん等、シチュエーションや衣装のバリエーションが豊富ですので、見応えあるかとおもいます。

 ■緊縛桟敷六十七巻

「平成二十三年三月号 DVD-ROM」
 川上ゆう [有名モデル 刑罰 石を吊るした駿河問いが圧巻]
 くるみ [初掲載モデル 学生風 おしりの可愛い女の子]
 森川マリ [連載モデル 撮影会からの掲載]


 ■緊縛桟敷六十八巻

「平成二十三年十四月号 DVD-ROM」
 北川千尋 [初掲載モデル きゅっと吊りあがった目が歪んで行く]
 まゆら [連載モデル 前回掲載名 姫乃未来 ロリ顔パイパン女子]


放課後のむこうがわ 2

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放課後のむこうがわ 2

 で、やっぱり……。
 その後の展開が気になるじゃない?
 好奇心が抑えられなくてさ。
 2人の後を追って、校舎の角から覗いてみた。
 でも、もう2人の姿は見えなかった。
 角を曲がりこむと……。
 木造校舎の表側だった。
 生徒玄関みたいな、広い入口が見えた。
 どうやら2人は、そこから中に入ってしまったみたい。
 どうしようかと思ったけど……。
 よく考えたら、遠慮することなんか無いのよね。
 自分の学校なんだからさ。
 もし、見つかって咎められたって……。
 転校したばっかりで迷いました、で済むじゃない。

 入口まで駆け寄ると、そっと中を覗いてみた。
 誰もいなかった。
 ていうか、人の気配がしないの。
 平日の校内とは思えない。
 やっぱりそこは生徒玄関らしくて、大きな木製の下駄箱が並んでた。
 でも、靴が無いのよ。
 古びた内履きは、ところどころに入ってるんだけど……。
 外履きがひとつも無い。
 ってことは、生徒はひとりも中にいないってこと?
 まだ、部活が行われてる時間なのに。
 そこで、ようやく気づいた。
 この校舎は、今は使われて無いんじゃないかって。
 だって、生徒が出入りしている校舎なら、下駄箱が空っぽなんてはず無いんだもの。
 生徒が中にいる区画には、外履き。
 下校した生徒の区画には、内履き。
 どちらかの靴で、下駄箱は満たされてるはず。
 でも、あの2人の靴さえ無いのは不思議よね。
 ここから入ったってのは、思い違いなんだろうか……。

 生徒玄関は、広い廊下に面していた。
 廊下を隔てた正面の窓からは、中庭が見えた。
 樹々が鬱蒼と繁って、ほしいままに枝を伸ばしてる。
 窓から差す光が廊下に落ちて、窓枠の影を映してた。
 廊下は、すっかり色の抜けた飴色。
 床板に凹凸があるのか、そこここに光が浮いてた。
 かすかに、油の匂いがした。

 わたしは、思い切って廊下に上がった。
 内履きのままここまで来ちゃったから……。
 履き替える必要も無いし。
 歩いた後ろを振り返ると、少しゴム底の跡が着いてたけどね。

 廊下は、玄関前から左右に伸びてた。
 向かって左手の先は、校長室や教員室が並んでそうな雰囲気だった。
 廊下の突きあたりには、塗装の剥げた金属ラックに、掃除道具が下がってた。
 そこから廊下は、中庭を囲むように折れてるらしい。
 折れた先にはたぶん、教室が連なってたと思う。
 わたしはそっち方向は選ばず、右手の廊下を目指した。
 だって、教員室なんかのありそうな方には、行きたくないものね。
 あの2人だって、きっと一緒よ。

 向かって右手の先も、中庭を囲むように曲がりこんでるみたいだった。
 でも、曲がり角の手前で、足が止まった。

 声が聞こえたのよ。
 間違いなくさっきの声。
 ともみさんって呼ばれてた、他校の子。

「あけみ。
 ほんとに似合ってる。
 会うたびに、ますます似あってくるわ。
 馴染んでくるっていうのかしら?」

 わたしは、そっと角から覗いてみた。
 驚いたわ。
 手ぶらだったからいいけど、何か持ってたら落っことしてたかも知れない。

 廊下の先は、ちょっと不思議な構造だった。
 廊下の右手はずっと、下駄箱のあるコンクリート土間に面してるわけだけど……。
 その土間が、廊下の突きあたりから、左に折れてるの。
 つまり廊下は、中庭に曲がる手前で途切れてるわけ。
 でもね、そこには木橋が掛かってたの。
 コンクリートの川にかかる橋みたいな感じね。

 橋を渡った先は……。
 舞台みたいに見えた。
 灰色の冷たい川が、客席と舞台を隔ててる。
 2つの世界を繋ぐのは、花道みたいな木橋。

 舞台の設定は、2階に続く広い階段だった。
 ともみさんは、その階段の下で、背中を見せて立ってた。
 あけみちゃんは、階段の手すりを支える柱の前で俯いてた。
 両腕を、後ろに回してね。
 制服の上腕から胸は、太いロープに戒められてた。

 一瞬、何が起こったのかわからなかったわ。
 あの親密そうに見えた2人の、ひとりが縛られてるんだもんね。
 でも、その場の雰囲気からして、縛ったのはともみさんとしか思えない。
 ともみさんは、ロープの張り具合を確かめるように、あけみちゃんの前を左右に歩き始めた。
 ともみさんの背中越しに、階段脇が見通せた。
 階段脇からずっと、中庭に面して土間コンクリートが続いてて……。
 行き止まりは通用口みたいだった。
 通用口は開いてた。
 裏山の緑が、すぐそこに見えたわ。

 ともみさんの靴音が、床板を鳴らしてた。
 そこで、初めて気がついたの。
 この2人の靴が、生徒玄関に無かったわけ。
 2人とも、外履きのまま上がってたのよ。
 どうやら、使われてない校舎って予感は、あたってたみたい。
 人のいる気配が無かったしね。
 空気が動いてない感じ。

「あけみ。
 顔あげて」

 ともみさんの声に、あけみちゃんの顎が上がった。
 縋るような瞳が、ともみさんを見あげた。

「またそんな顔して。
 ヤらしい顔。
 すっかり気分出ちゃってるみたいね。
 ちょっと縛っただけで、そんなになるんだから……。
 驚いちゃうわ。
 そういうのって……。
 マゾって言うんだよ」

 あけみちゃんの胸が、小刻みに起伏し始めた。
 あけみちゃんの胸には、乳房を挟むように、ロープが上下に渡ってた。
 紺ブレに、深い皺が寄ってた。
 おそらく、あけみちゃんの腕には、縄目がついてたと思う。
 はた目から見ても、きつい縛り方だった。

「どうしてほしいの?」

 あけみちゃんは、小鼻を細かく震えさた。
 泣き出す寸前みたいだった。
 でも、戦慄いてるように見えた唇からは、思いがけない言葉が零れた。

「もっと……。
 もっと縛って。
 もっと……、もっときつく」

 訴えるような言葉とともに、あけみちゃんの瞳から、涙が零れた。

「相変わらず変態ちゃんだね。
 でも、ほんとに綺麗な顔。
 涙が似合う顔よね。
 男の子が見たら、イチコロじゃないの?
 でも……。
 そんな顔しながら、下の口からも涙を流してるなんて知ったら……。
 きっと、人生に絶望しちゃうよ?
 さぁて、今日は……。
 どうしてやろうかな?」

 そう言いながらともみさんは、再び歩き始めた。
 あけみちゃんを見据えながら、右に左に。
 あけみちゃんの目が、子犬のようにともみさんを追っていた。

第三話へ続く

文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
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