本作品のモデル「岩城あけみ」の緊縛画像作品はこちらからご購入可能です。
「ふふ。
待ちきれないって顔ね。
それじゃ……。
わたしの質問に、ちゃーんと正直に答えたら……。
ご褒美をあげるわ。
いい?」
あけみちゃんの頚が、上下に振れた。
肩先を包む髪が、大きく戦いだ。
「それでは、第一問。
夕べは……。
わたしのことを思いながら……。
オナニーしましたか?」
「……」
「しましたか?」
「……、はい」
「声が小さい!」
「しました」
「何を?」
「……、オナニー」
「ちゃんと続けて言って。
小学生じゃないんだから」
「オナニー、しました」
「よろしい。
それでは、第二問。
どこでしましたか?」
「お部屋のベッドで」
「ふーん。
いまいち、つまんないわね。
ま、一番集中できるとこではあるけど。
それじゃ、第三問。
どうやってしましたか?」
「指で……、しました」
「指で、どうしましたか?」
「触りました」
「どこを?」
「あそこです」
「あそこじゃわかりません」
「クリ……、ちゃん」
「あんなヤらしいとこに、ちゃんづけしてどうすんの。
あれはね、陰核っていうの。
ほら、もう一回言って。
どこを触りましたか?」
「……陰核」
「そのときは、裸でしたか?」
「パジャマの上は、着てました」
「ということは、下は?」
「裸です」
「パンティも?」
「脱いでました」
「どんな格好でしましたか?」
「ベッドに正座して……」
「ふふ。
こないだ言ってた格好ね。
正座したまま、上体だけ前に倒して……。
顔を布団に埋めるっていう?」
「はい」
「どうして、そんな格好でするようになったの?」
「声が……」
「あ、そうか。
部屋の外に聞こえるほどの……。
はしたなーい声が出ちゃうわけね。
それで、顔を布団に埋めて堪えてる。
それでも漏れちゃうでしょ?」
「お布団、口いっぱいに頬張って……」
「ありゃりゃ。
終わった後は、布団ぐちょぐちょ?」
「はい」
「あー、ヤらしい子。
それでは、そんなヤらしいちゃんに、質問を続けます。
その格好で、どうやっていじるんですか?」
「手を、身体の下から伸ばして」
「股ぐらをいじくるわけね」
「はい」
「お尻丸出しで?」
「はい」
「ほんとは、その格好……。
誰かに見られたいんじゃないの?
お尻の穴まで晒してる姿を」
「み、見られたいです」
「誰に?」
「ともみさん」
「よろしい。
じっくり見てあげるね。
でも、その前に……。
わたしのを先に見てもらおうかな。
すっかり気分出ちゃった」
そう言ってともみさんは、タータンチェックのスカートをたくし上げた。
純白のショーツにくるまれた、丸々としたお尻が見えた。
何かスポーツでもやっているのか、筋肉みたいなお尻だった。
両手が、布地を捲り下ろした。
お尻の割れ目が、一瞬だけ見えた。
でも、スカートの裾が落ちて、すぐにお尻は隠れた。
ともみさんは上体を折ると、片足ずつ上げて、足首からショーツを抜いた。
再び直立したともみさんは、小さく丸まったショーツを、指先でぶら下げた。
あけみちゃんの目の高さまで上げたショーツを、風鈴みたいに振った。
「ほしい?」
「ちょうだい!」
「だめー。
この前みたいに、口の中に押しこまれたら……。
穿いて帰れなくなっちゃうもん。
グチョグチョで。
今日は、匂いだけね」
ともみさんが、腕を真っ直ぐに伸ばした。
あけみちゃんは懸命に顔を突き出し、布地の匂いを嗅ごうとしてた。
「はいおしまい」
「あぁっ」
ともみさんは、床に置いた鞄の上にショーツを落とした。
鞄に、白い花が咲いたみたいだった。
「今日は、おあずけ責めにしてあげようか?
ふふ。
切なそうな顔して……。
可愛い。
それじゃ……。
もっと切なくなってもらいましょう」
ともみさんは足幅を開くと、スカートの裾を持ち上げた。
胸前に、扇のように広げてる。
後ろからだと、お尻も隠れてるけど……。
前から見たら、下半身全開よね。
あけみちゃんの目は、扇の要に釘付けだった。
「どう?」
「……、綺麗」
「また剃られちゃったのよ。
変態先生に」
「いや!」
「何が?」
「ほかの人のことは、言わないで」
「ふふ。
可愛い子。
ほんと、苛めたくなっちゃう。
実は、わたしさ。
ほんとにツルツルだった子供のころ……。
男の人に、こんなふうに見せられたことがあるんだ。
第四話へ続く
文章 Mikiko
写真 杉浦則夫
—————————————————————-
本作品のモデル「岩城あけみ」の緊縛画像作品はこちらからご購入可能です。